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東北大学病院

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各部門の紹介

各部門の紹介

検査部門

検査部門は、検査部、輸血・細胞治療部、病理部の3部門を中心として、各診療科に配属されている臨床検査技師、検査部中央採血室所属の看護師等を含めた総勢73名(平成30年(2018)1月現在)の組織です。中央採血室は早朝6時の受付開始、7時30分の採血開始から、臨床検査技師、看護師、検体搬送職員、受付事務員が一体となって一日平均約600名、多いときで800名近くの患者の採血に当たっています。採血室は外来患者に対する“検査部の顔”ともいえる部署であることから、本院の基本理念である「患者に優しい医療」を掲げ、安全・安心な採血はもちろんのこと、待ち時間の短縮や環境の整備など、継続的な業務の改善を図っています。平成28年度にはこうした活動が評価され、「病院長賞」を受賞しました。また検査部、輸血・細胞治療部、生理検査センターは、国際規格である ISO15189(臨床検査室―品質と能力に関する特定要求事項)に適合している検査室として認定を取得しています。(病理部は取得に向けて準備中)。ISO15189の認定取得により、検査の品質、スタッフの技術や知識、品質マネジメントシステムの適格性など、本部門で実施している臨床検査業務全般が国際的な基準を満たしていると認定されたことになります。更に本部門が提供する検査値は、国際共同治験や海外投稿論文に使用する臨床検査値として国際的に通用する有効なデータであると実証されたことを意味します。このように検査部門は検査の質を保証するために組織的な取り組みを維持・継続し、臨床ならびに患者からの信頼を得る努力をすることで、本院の基本理念である「患者さんに優しい医療と先進医療の調和を目指した病院」の実現に大きく貢献したいと考えています。

生理検査部門

臨床・教育・研究の充実した発展する組織作りを目指して!
生理検査部門は、平成24年(2012)8月1日検査部より独立した新しい組織である。国立大学病院では初の試みで、現在は多くの見学依頼や研修依頼があります。発足当初は震災の影響で医学部3号館が使用不可となり、西病棟13階にて工夫を凝らして運営していました。平成26年(2014)3月に中央診療棟2階に移転となり、本来の生理検査業務と患者サービスの充実した設備となりました。発足当初は25名の職員で施行していましたが、多くの業務拡大と業務改善、教育体制の充実、研究拡大を行い、現在では生理検査センター部長の中里信和教授、各診療科から部門アドバイザー12名の合計13名の医師と35名の臨床検査技師が生理検査の運営に携わっています。現在の生理検査は様々な関係者の協力により、ここ数年の業績は、臨床・研究・教育の全てにおいて飛躍的に上昇しています。こうした活動が認められ、平成26年度に院長賞の栄誉を受けることができました。今後も患者のためにどんな医療を提供できるか、チーム医療の一端を担う検査技師として何ができるかを考えながら発展する生理検査部門を構築し、診療に役立つ正確で質の高い検査を提供していきます。

放射線部門

放射線部門では、一般撮影、透視撮影、CT、MRI、血管造影・IVR、更には歯科撮影を 含めた放射線画像診断、シンチ、SPECT、PET/CTの核医学診療、高エネルギー放射 線を用いて治療を行う放射線治療、及び放射線管理、情報管理の業務を担っています。最新の放射線機器、高度な技術を駆使し、安全・安心を担保しました質の高い医療技術の提供、並びに医療被ばくの適正化など本院の理念である「患者さんに優しい医療と先進医療 との調和を目指しました病院」を念頭に業務を行っています。現在の診療放射線技師の職員数は、新しいモダリティーの導入による業務拡大や業務改善、更には収益を高めるために増員が図られ、平成16年の診療技術部発足時の47名から65名となっています。近年の放射線機器の進歩によりCT、MRI検査で得られた3次元データを用い、3次元画像作 成業務・画像処理業務を行う専門的放射線技師の養成が急務となっています。放射線科医、 各診療科への3次元画像サービスを提供しつつ、放射線技師が臨床の知識に基づく撮影 技術の更なる向上を目指すことによって、診療の質向上に貢献すると考えています。また、診療録情報や画像情報管理は、IT技術の発展に対応し、セキュリティを保持しながら管理しなければならず、これまでと同様、強化しなければならないと考ています。更に、放射線治療では、治療機器の精度管理やIMRTの高精度な放射線治療計画の検証といった放射線治療に関する品質管理を行い、医療事故防止、安全管理体制の確立のために放射線治療品質管理士の養成が重要となっています。このように最新の放射線機器を用い、高度な医療技術を駆使し、より質の高い医療、医療被ばくの適正化など医師、診療放射線技師、看護師等 スタッフ一同がコミュニケーションを取り、患者のためにチーム医療を実践していきます。

リハビリテーション部門

リハビリテーション部門は、診療技術部の設立に合わせ構成された医療専門職の集団です。特殊診療施設のリハビリテーション部を基軸に、眼科検査の専門技術者である視能訓 練士、そして精神科と産科と小児科での診療の一役を担う臨床心理士が加わった組織です。 診療技術部の中でも複数の専門職で構成されているユニークな部門です。現在は、理学療法士26名、作業療法士7名、言語聴覚士7名、視能訓練士12名、臨床心理士4名が配属されています。専門職の特殊性と診療拠点が離れていることから、部門内の交流は少ないのが現状です。特殊診療施設のリハビリテーション部は東病棟17階にあります。全診療科から依頼を受け、主にリハビリテーション科医師の処方により診療に従事しています。とりわけ、リハビリテーションが不可欠な領域には、臓器移植、新生児(NICU)、急性期(周術期、救急部や集中治療室)、がんの診療が挙げられます。視能訓練士は、眼科外来にて診断に不可欠な視機能検査や目の見えにくい患者のサポートを行っています。毎日200名を超える患者があり、最も多忙な部門といえます。臨床心理士は、精神科、デイケア、産科、小児科にそれぞれ 専従者が配属され、心理検査、面接、服薬自己管理の指導、患者グループ活動のサポートを行っています。 リハビリテーションはチーム医療に欠かせないため、今後ますます需要が増えることが予測されます。チームとして協業する機会を通じ、部門内の相互理解を深めることが重要です。また、大学病院としての特定機能を担保するため、診療の質的向上と安定したサービス提供を実現するために、組織の発展が期待されます。

臨床工学部門

臨床工学部門(Clinical Engineer)は平成28年(2016)4月現在、23名の臨床工学技士がMEセンターに所属しており、部員を最大の資産と捉え、業務オーダーに応じた配置先への人員派遣・調整を行うことで部門全体のパフォーマンスを最大化するコーディネーターとして機能しています。血液浄化は、透析治療の導入説明と実施、入院中の維持透析、急性腎不全への透析療法、血漿交換、血液・血漿・免疫吸着、白血球除去、腹水濾過再静注法、造血幹細胞・顆粒球採取などのアフェレシス療法を行っています。手術部では低侵襲手術の象徴であるロボット手術やハイブリッド手術を始めサポートを行っています。体外循環症例数は年間200件ほどで、大血管再建手術、補助人工心臓(VAD)装着、心臓・肺・肝臓移植手術など多岐にわたります。現在12名のmain perfusionistで、長時間手術の体外循環にも対応できる体制が整っています。またVAD業務では東北地方全域での院外活動も増加しています。循環器は主に不整脈治療、植込み型デバイスの取扱い、またハイブリッド手術室内で行う、経カテーテル大動脈弁治療時のバックアップやIVR治療へも積極的に取り組んでいます。集中治療業務では、院内全ての人工呼吸器、NPPV、NHF、補助循環装置などの点検、装脱着、回路交換を実施し、NO吸入療法は、新生児領域の低酸素性呼吸不全、心臓手術の周術期における肺高血圧に対する治療も対応しています。 HBO装置は県内で唯一の第2種装置による治療を行っています。MEセンターは生命維持管理装置の一元管理化や医療機器の機種統一により医療の質向上を図り、一部業務の外部委託化を進めています。

栄養管理部門

栄養管理部門は平成18年(2006)に診療技術部所属となりました。それまでは医事課に属していましたが、栄養管理部門の業務がそれまでの入院患者食提供を中心としました内容から、患者の栄養管理を主体とした内容に移行していったことが、診療技術部の一組織となった最大の要因です。栄養管理部門としての業務内容は、入院・外来患者に対する栄養指導や栄養サポート、入院患者食に関すること、栄養サポートチーム(NST)での業務や各種チームとの連携など、栄養や食事に関わることに広く携わっています。治療の一環としての栄養管理が重視されるようになり、入院時の栄養評価が行われることが当たり前となった昨今、栄養管理部門の介入や病棟栄養カンファレンスへの参加要請は増加しており、多職種と連携する中で管理栄養士がいかにその強みを発揮できるかが問われる時代となりました。こうした時代の変化に合わせ、管理栄養士の病棟配置の実現、更には院内にとどまらず、臨床の現場で治療の一部としての栄養管理が実践できる、疾患や診療科に特化しました管理栄養士の教育システムを構築していきたいと考えます。

歯科技術部門

平成15年(2003)10月に東北大学医学部附属病院と歯学部附属病院が統合し、翌年4 月から診療技術部の5部門の一つとして歯科技術部門が設置されました。歯科技術部門は歯 科衛生士と歯科技工士の職員から構成され、歯科部門の診療支援業務を主に行っています。発足当時の歯科技術部門職員は常勤10名、非常勤8名の計18名で構成されていました。平成22年(2010)1月より歯科外来全体が移転し、新外来診療棟(現在の外来診療棟C)3階から5階で業務を開始することになり、本院歯科診療部門として新たなる一歩を踏み出し、職員数も35名と倍近い人数となりました。歯科技術部門が設置されてから10年が過ぎ、病院内全ての診療科に対して診断、治療に必要な支援を横断的に行う体制を整え、様々な患者さんへの診療の一部を担える組織に成長しています。歯科外来患者数は一日平均600名を超える状況にあり、歯科衛生士は歯科診療介助、歯科保健指導、歯科予防処置、訪問歯科診療、院内病棟への往診(口腔のケア・診療介助)、歯科衛生士学校の実習協力等を行っています。更に歯科インプラントセンターや周術期口腔支援センターが設置され、より 一層活躍の場を広げています。歯科技工士は、CAD/CAMシステムによるオールセラミックス冠やインプラント上部構造体の製作、更に3Dスキャナー、3Dプリンターを導入し顎骨モデルや技工製作物パターンの製作を行い、最新の診療設備を整え診療業務に携わって います。更に、顎顔面補綴(エピテーゼ)、放射線治療用プロテクターなど、医科と連携を図りながら業務を行っています。歯科技術部門は本院基本理念に沿って診療科に対して診療支援し、日々真摯に業務に当たっています。

 

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