病棟 | - | 外来 | 外来診療棟C 5F |
---|---|---|---|
外来受付 | Tel: 022-717-8397 | 独自webサイト | - |
対象疾患 | 歯の欠損(特に難しい総義歯)/高齢者の口腔機能低下症 |
当科で実施している保険診療
当科は歯冠補綴・欠損補綴(クラウン、ブリッジ、義歯などの治療)やそれに関連する医学管理(義歯装着後の継続的な管理など)、種々の口腔機能検査(咀嚼能力検査など)、在宅医療を主に担います。
診療の特色
高齢者の口腔機能低下を早期に発見し、速やかな回復や維持向上を図るため、下記の検査機器を用いた口腔機能検査を積極的に行っています。
また、特に難しい義歯治療の際には、口腔機能検査を治療効果の評価に用います。
- 口腔内細菌カウンタ
- 口腔水分計
- 咬合力測定装置
- オーラルディアドコキネシス自動測定装置
- 舌圧測定装置
- 咀嚼能力測定装置
- 下顎運動測定装置
対象疾患と診療内容
口腔機能回復科は、高齢者の口腔機能低下への医療的対応や、いわゆる老人病や老年症候群のために一般的な歯科治療に困難をきたした高齢者の歯科医療を専門的に担う診療科です。
口腔機能低下が健康やADL、QOLに及ぼす影響がとりわけ大きい高齢者を主な対象として、口腔機能の回復や維持向上に向けた治療や管理を行っています。また仙台歯科医師会の実施する在宅歯科医療事業に協力医を派遣し、地域歯科保健・医療に貢献しています。
高齢者に多い歯数の減少、唾液分泌低下、筋力低下は、食べる機能を低下させ、低栄養の危険を高めます。同じく高齢者に多い四肢の感覚や運動の障害、視力の低下、認知機能の低下なども、口腔衛生状態の悪化を招き、食べる機能など口腔機能の低下に拍車をかけます。要介護の前段階として知られる『フレイル』は低栄養によって悪化し、生活機能低下の危険を高めるといわれています。高齢期を通じて栄養摂取に重要な口腔機能を良好に維持することは、介護予防を推進するうえでも重要です。当科では、義歯などの補綴歯科治療や、口腔乾燥症や口腔衛生不良の管理、食べる機能に見合った食事の選択に役立つアドバイスなどの多様な手段を通じ、高齢者の健康維持に向けた歯科的支援を行います。
外来患者新患数(2023年度)
新患数 | 147人 |
---|
リンク
関連記事
- 2022.03.01
- 広報誌「hesso(へっそ)」33号を発行しました
- 2021.03.26
- 4月1日から歯科診療部門が変わります