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東北大学病院

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腎臓・高血圧内科

科長あいさつ

科長 田中 哲洋

当科の歴史は1915(大正4年)に東北帝国大学医科大学が開設された翌1916年6月8日、内科学2講座が設置されたことに遡りますので、2016年には100周年を迎えました。以来、今日に至るまで、腎臓病、高血圧疾患を基礎的・臨床的面から深く研究するとともに、総合的な臨床力を持つ優れた医師・研究者の育成を目指して参りました。現在も、これらの領域の研究、臨床の拠点となっています。
当科の大きな特徴のひとつとして、国際的であることがあげられます。医学系研究科の伊藤貞嘉教授が米国に10年以上にわたって滞在して築いた人脈により、海外留学の機会が豊富にあることはもとより、世界の権威が研究室を頻繁に訪れ、研究のみならず、症例検討や総回診を通して、教室員や学生の資質の向上に貢献しています。
当科のもう一つの特徴は、臓器別専門領域における先進的研究や診療とともに臓器連関を視野に入れ、全人的な診療を提供し続けている点になります。腎臓病領域では免疫や生活習慣病に関連した従来からの腎臓病に加え、薬剤性腎障害、急性腎障害が完全に回復せずに慢性腎臓病にいたる症例など、大学病院ならではの広い裾野を反映した診療も多く手がけています。また、腎臓病患者は心・血管疾患をはじめ多彩な合併症に対する感受性が高いことが知られていますが、診療科横断的な診療体制によってリスクを幅広くカバーしてまいります。さらには腎障害が進行して腎代替療法が必要になった方には、血液透析、腹膜透析、腎移植すべてに対応し、共同意思決定(shared decision making:SDM)をつうじて症例毎に最適な治療を進めてまいります。
近年は画像や血液検査による診断方法の進歩が著しく、典型的な兆候を示さない段階で早期診断される場合も増えてきましたが、一方で、腎動脈狭窄症などの二次性高血圧では標的臓器の障害が生じてはじめて医療機関を受診される患者さんも依然として少なくありません。
下に詳しく述べるように、当科は周辺の医療機関からのご紹介によりあらゆる形の腎臓病や高血圧疾患を診断治療しております。何かございましたら、ご遠慮なく気軽にご相談いただきたいと思います。

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