病棟 | 西・東病棟 5F | 外来 | 外来診療棟C 3F |
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外来受付 | TEL : 022-717-7878 | 独自webサイト | 東北大学病院小児科 |
対象疾患 | 小児白血病・固形腫瘍性疾患/小児良性血液疾患/難治性ウイルス感染症/原発性免疫不全症 |
科長あいさつ
特命教授 笹原 洋二
平成31年4月1日付で小児腫瘍科長を拝命いたしました笹原洋二です。
がんは、日本人の死亡原因の第1位となっています。小児がんは成人と比べて頻度は少なく、全てのがんのうちで小児がんが占める割合は1%程度ですが、小児の死亡原因では事故に次ぐものです。小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、成人のがんに比べて化学療法や放射線治療に対する効果が極めて高いのも特徴です。ここ数十年の医療の進歩で、総合的に治癒率が向上してきました。そのため、病気の治癒を目指すのみならず、長期的な生活の質(QOL)を維持することを念頭に置いた治療や、長期的フォローアップも併せて行っています。
東北大学病院はこれまでの小児がんに対する取り組みが認められ、東北地区で唯一の「小児がん拠点病院」に認定されました。さらにその一環として、東北大学病院がんセンター内の組織として「小児腫瘍センター」が設立されています(センター長 呉繁夫小児科科長)。
血液腫瘍専門医のみならず、小児科医師や他科医師との協力のもと、他職種の医療スタッフが連携して病気のこどもをサポートしています。今後さらに小児がん患児の療育環境の改善やチーム医療による良質な医療を提供する体制を充実させていくことが我々の責務だと考えています。
今後ともよろしくお願いします。
医師紹介
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