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東北大学病院

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調査研究

医薬品と医療機器の相互作用情報に関する実態調査研究

東北大学病院では医療安全推進室を中心に平成28年度から国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の委託研究として医療機器の材質における薬剤との相互作用に関する研究を行っております。
医薬品を適切かつ安全に投与するには、注射筒や輸液セット等の医療機器の適切な使用が不可欠です。使用時には医薬品成分と医療機器の材質の接触により、それぞれに物理化学的な変化が生じることがあり、医薬品成分の析出、吸着等や医療機器の閉塞、劣化、破損等による液漏れ等が報告されています。
これらの事象は、それぞれの添付文書に「相互作用」として使用上の注意や禁忌の項目に注意喚起がなされています。しかし、発生要因には使用者の理解不足や、医療施設内及び業者間で発生情報の伝達が不十分な時があることが指摘されています。
そこで、本研究では、厚生労働省、医薬品医療機器総合機構(PMDA)、医薬品及び医療機器の各関係団体の協力を得ながら、相互作用を発生する組み合わせの探索や影響因子について網羅的に試験・検討し、注意喚起すべき事象を特定するとともに、医療機関内だけでなく国内の情報連携体制の現状を調査することと致しました。
検討項目
1. プラスチック製医療機器の化学的及び物理化学的特性に及ぼす薬剤の影響評価
2. プラスチック製医療機器の生物学的安全性に関する薬剤の影響評価
3. プラスチック製医療機器の力学特性に対する薬剤の影響評価
4. 薬剤投与における薬剤・医療機器間の相互作用に関する情報管理実態調査

本調査結果は、学会等で公表するとともに厚生労働省や上記関係団体等に提供され、添付文書改訂等の参考となります。なお、回答者の所属施設、個人名は原則無記名で公表や報告には用いません。
つきましては、お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、本調査の趣旨をご理解頂き、ご協力の程、よろしくお願い致します。

研究代表者:国立医薬品食品衛生研究所 医療機器部長 蓜島 由二
研究分担者:東北大学病院 医療安全推進室長 藤盛 啓成
研究協力者:東北大学病院 薬剤部長・医薬品安全管理室長 眞野 成康

東北公済病院 薬局長・医薬品安全管理責任者 中村 浩規
九州大学大学院 医療経営・管理学講座 教授 鮎澤純子
岩手医科大学 看護学部共通基盤看護学講座 教授 嶋森好子
静岡市立静岡病院 医療支援部 部長 佐藤景二
同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 教授 杉浦伸一

► 平成29年度 調査要綱

► 参考資料: 平成26年度日本病院薬剤師会学術第一小委員会報告‐抜粋‐(PDF)

► 以下の回答用ページから入力して下さい。

薬剤投与における薬剤・医療機器間の相互作用に関する情報管理実態調査の回答ページ

本調査に関する問い合わせ先
研究協力者:東北公済病院 薬剤科 中村浩規
Tel:022-227-2211(内2005) Fax:022-225-2319
E-mail:ddi*n-place.co.jp(*を@に変えてください)

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