病棟 | 東病棟 12F | 外来 | 外来診療棟A 3F |
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外来受付 | Tel : 022-717-7751 | 独自webサイト | 東北大学病院 内部障害リハビリテーション科 |
対象疾患 | 心臓機能の障害/呼吸機能の障害/脳卒中/高血圧/糖尿病/肥満症/慢性腎不全/廃用症候群 |
患者さんの紹介について
地域医療連携センター
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Fax : 022-717-7132 |
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診療のご案内
- 2020.08.21
- 診療のご案内2020(PDF)
診療科より皆さまへ
高血圧症では、発見され次第、生活習慣を改めたり、体重を調整したり、薬剤を使用するなどして血圧をコントロールすることが重要です。糖尿病を放っておくと、血管、眼、腎臓など重要な臓器や神経に傷害を引き起こします。生活習慣を改めたり、体重を調節したり、薬剤を使用したり、運動療法を行うなどして血糖をコントロールすることが重要です。肥満症を放っておくと、生活習慣病を発症し、寿命の短縮を招く危険があります。原因となる病気の発見と治療、生活習慣の改善、食事療法、運動療法などを行い、体重をコントロールすることが重要です。慢性腎不全では、食事療法、薬剤による治療、リハビリテーションなどによって合併症対策を図ることが長期間の生存を可能にするために重要です。廃用症候群ではリハビリテーションが予防と治療に有効です。
リハビリテーションは継続してこそ良い効果が得られます。心臓リハビリテーションには、発病直後の数週間に行う急性期リハビリテーションとそれに続いて数ヶ月間行う回復期リハビリテーション、さらに、回復期後から生涯にわたる維持期リハビリテーションの3つがあります。心臓リハビリテーションには、心臓病を持つ患者さんの症状を和らげ、動脈硬化を改善させ、体力を回復させ、早期の社会復帰を可能にするという良い効果があります。ところが、急性期リハビリテーションを行っただけで安心して終了してしまうと、せっかくの良い効果が十分に得られません。一方、回復期リハビリテーションとそれに続く維持期リハビリテーションを継続して行うと、結果的に突然死や再発の危険をかなり減らす効果があることが証明されています。