研究
咬合修復科の中川 茉莉医員らの論文がFrontiers in Oral Healthに掲載されました
2026.06.12
お知らせ
これまで、歯を失った部分を義歯(入れ歯)等で補うことが健康維持に役立つ可能性が示唆されてきましたが、実際に補綴装置の使用により、「生活機能」の低下をどの程度抑制できるのか、その経年的な影響を評価した大規模研究は限られていました。
東北大学病院咬合修復科の中川 茉莉医員、東北大学大学院歯学研究科の竹内 研時教授らの研究グループは、65歳以上で歯が20本未満の地域在住高齢者22,632人を対象に、補綴装置の使用と、その後3年間の生活機能(functional capacity: FC)低下との関連を検討しました。その結果、補綴装置を使用している高齢者は、使用していない高齢者と比較して、生活機能の低下リスクが低いことが明らかとなりました。領域別では、特に「知的能動性」において、低下リスクが低くなる結果が得られました。本研究成果は、補綴歯科治療が単なる咀嚼機能の回復だけでなく、高齢者の自立した生活機能維持にも寄与する可能性を示すものです。
本研究成果は、2026年5月7日にFrontiers in Oral Healthに掲載されました。
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