東北大学病院

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診療受付:8:30-11:00 再診受付機 8:00-11:00

休診日:土・日・祝・年末年始12/29-1/3

診療時間:平日 8:30-17:15

お問い合わせ:022-717-7000 [ 時間外・休診日 022-717-7024 ]

保存修復科

病棟 東病棟 10F
外来 外来診療棟C 5F
外来受付 Tel : 022-717-8337
対象疾患
むし歯/根の病気/審美修復/歯内療法/外科的歯内療法

保存修復科のご案内

科長あいさつ

教授 齋藤 正寛

平成25年4月1日付けで口腔修復系診療科保存修復科科長を拝命しました齋藤正寛です。歴史有る東北大学保存修復科の発展ため、一層努力する所存です。どうぞよろしくお願い致します。

保存修復科は「むし歯」と「根の病気」になった歯を抜かずに保存する治療を担当する診療科であります。むし歯治療に関しましては、コンポジットレジンを用いたメタルフリー治療を中心に実施しています。術式としては通法のう蝕除去、必要に応じてセクショナルマトリックスの装着、歯面処理を実施した後に、抗う蝕効果の高い金属イオンをリリースするフローレジンで充填、その上に象牙質色、エナメル質色に合わせたコンポジットレジンペーストで積層充填、研磨は手術用顕微鏡にて実施しています。これらの工程をビデオ撮影し、患者様および術者に治療内容のフィードバックも行います。

歯内療法に関しましては、世界標準であるグローバルスタンダード技術を導入しました。ラバーダム防湿、手術用顕微鏡を用いた根管の可視化、Ni—Tiファイルによる各種根管形成法、化学的・機械的洗浄を施してから根管充填を実践しています。また根管治療で治癒の期待出来ない病変がある場合には、手術用顕微鏡を用いた外科的歯内療法で対応しております。コンビームCTを用いた診査診断、歯根端切除、逆根管形成、逆根管充填を行い、根尖部歯周組織の治癒を図ります。これらの技術を導入することで、難症例を除き根管治療は2〜3回で終了するようになりました。また外科的歯内療法の成績も改善し、年間に約50件を実施するまでの体制を整える事が出来ました。また定期的に講習会を行い、技術及び知識のアップデートを継続的に行い、医局員が意識向上できる環境も整えております。

私たちの診療科では、東北大学病院に来院する有病者の保存治療を積極的に受けいれ、診療体系の構築を行ってきました。これまでの成果で、循環器疾患を含む有病者は創傷治癒が遅れることを見出し、このようなケースにおいてはグローバルスタンダードに基づいた歯内療法で炎症の元となる感染源を徹底的に除去する方法が有効であることを確認しております。このように自己修復能力の低下している難治性疾患に対して積極的に機能回復を導くため、生物製剤、また幹細胞移植治療による再生医療を含む先端医療の実用化研究も進めています。

当科では地域医療機関と密接に連携をとり、質の高い医療を提供できる体制つくりもめざしております。特に遺伝性疾患を含む全身疾患において、むし歯、歯髄炎、根尖歯周炎および歯周炎に対して継続的な口腔管理を必要とするケースに関しても積極的に対応できるよう努力する所存であります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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