東北大学病院

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肢体不自由リハビリテーション科

科長あいさつ

教授 出江 紳一

当科の歴史は1944年に設置された鳴子分院に始まります。リハビリテーションは全ての疾患や外傷の発生時から社会復帰までにまたがって、様々な障害に対処する技術であり、また治療システムです。技術とは、薬物、身体運動、熱や電気などの物理的な力、さらに義肢・装具・車いすなどの機器をさします。治療システムとは、このような医療・福祉の社会資源を最適な時期に提供する枠組みです。リハビリテーションの技術を病気の発生時から提供することにより、治癒や社会復帰までの時間を最短にすることができます。

一方で、残念ながら治すことのできない障害が残る場合、後遺障害を早期に予測して適切な保険・福祉制度の活用を準備することによって、生活上の負担を軽減することができます。また疾病が治癒しなくても社会活動を拡大することは可能です。例えば、下半身が完全に麻痺し、それが回復不能であっても、訓練で車いすでの生活が自立し、所定の機器により、車の運転やスキー、スキンダイビングなどを楽しむことができます。さらにリハビリテーションは手足だけではなく、言葉や食べることの障害、排泄障害などにも対応します。

また日常生活や社会生活を困難にするほどの記憶力や判断力、感情のコントロールなどの障害があり脳機能の障害自体を軽減できなくても、環境調整やご家族さまへの対応法の指導、携帯電話など外的補助手段の活用によって、生活上の問題を解決できることがあります。どのような状態であってもその人にある未来のためにできることを一緒に考えたいと思います。

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