平成28年9月23日（金）、総合防災訓練を実施しました。
仙台市内直下・長町–利府断層を震源とする震度6強の地震が発生したという想定のもと、医師、歯科医師、看護師、医療専門職員、事務職員、警備員、医学部学生等、約300名が参加しました。

東日本大震災後6回目となる今回の訓練では、これまでの訓練で得られた知見を踏まえて災害対策本部マニュアル及びアクションカードを大幅に改定しました。災害対策本部マニュアルの改定にあたっては、本部の組織図の指揮命令系統を明確にしました。アクションカードについては職員各自がとるべき具体的な行動を達成目標時間と併せて示すことで、自分の役割が分かり易いように変更しました。さらに、昨年に引き続き、東日本大震災において災害医療の最前線を経験した石巻赤十字病院から外部評価者を迎え、訓練終了後に講評をいただきました。

当院は、今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、災害発生時の体制を更に強化してまいります。また、大きな災害を経験した病院として災害対策の情報発信を推進してまいります。

尚、当院の災害対策マニュアルは本サイトにて公開しておりますので、ご覧ください。

災害対策本部

トリアージの模様

模擬傷病者への処置

模擬傷病者への処置

全体反省会で講評する八重樫病院長

全体反省会：各部門担当者の講評