9月5日、6日、令和7年度大規模地震時医療活動訓練を行いました。
この訓練は、大規模地震による多数の負傷者が発生したことを想定し、被災地における医療活動や被災地内外での負傷者の搬送等について、毎年度、国や地方公共団体等の関係機関が連携して、組織体制の機能と実効性を検証するとともに、相互の協力の円滑化を図るための訓練です。
今年度は、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震が発生したという設定に基づき、北海道、青森県、岩手県、宮城県、石川県などが参加し、DMATの参集・活動、地域医療活動、広域医療搬送と、総合的な実動訓練を実施しました。
5日は、宮城県庁に県保健医療福祉調整本部を設置し、当院は医療搬送拠点として関係機関と連絡体制を整備し、医療搬送拠点の立ち上げ訓練などを行いました。
6日には、引き続き搬送調整や、県外DMATからの患者引き渡し実働訓練を行いました。
今回の訓練で明らかになった課題を改善し、災害発生時の体制を更に強化してまいります。