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フィンランド・オウル大学病院とのMOU更新に関する署名式が行われました
2025.01.27
お知らせ
1月14日、当院とフィンランド・オウル大学病院とのMOU(Memorandum of Understanding:基本合意書)更新に関する署名式が行われました。
同覚書は、仙台市-オウル市の「産業振興に関する共同インキュベーション協定」(仙台-オウル協定、2005年締結)に関連して、2020年10月に締結されました。その後、両病院はビジネスオウル(オウル市経済局/オウル市産業雇用支援公社)のサポートを受けながら、着実に交流を深めてきました。2023年11月にはオウル大学病院からMiia Turpeinen病院長ら5名が当院を訪問し、今後の連携に向けた意見交換を行いました。
今回、当院の張替 秀郎病院長ら8名と仙台市の髙橋 新悦副市長ら7名による代表団がオウル市を訪れ、仙台-オウル協定及び両病院間MOUの5年間の延長に調印しました。また、滞在中はオウル大学及び新オウル大学病院(2024年11月より稼働開始)、ビジネスオウル、プリントセント/VTTオウル、OYSTERインキュベーターを視察し、産官学が連携して優れたスタートアップ・エコシステムを構築していると評されるオウル市の先進的な取り組みについて学びました。
当院とオウル大学病院は、医師不足や高齢者医療をはじめとする地方都市共通の医療課題を抱えており、企業との連携、医療機器開発等の取り組みを進めている点も類似しています。署名式の翌日に行われた意見交換では、今後の人事交流や共同研究、ヘルスケア・メディカル分野のスタートアップ支援等について活発な議論が交わされました。
今回のMOU更新を契機として、両病院のパートナーシップをいっそう促進してまいります。
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