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能登半島地震 災害派遣医療チーム(DMAT)が帰還しました
2024.01.11
お知らせ
元日に発生した令和6年能登半島地震で、医療支援活動を行っていた災害派遣医療チーム(DMAT)が活動を終えました。10日、当院に戻り、職員らが出迎えました。
現地に派遣されていたのは、医師や看護師ら8人で、県の要請にもとづいて、今月6日から10日まで、石川県輪島市で受援計画や患者搬送、避難所アセスメントなどの医療支援を行いました。
藤田医師は、「道路の陥没や寸断が多く、患者搬送や物資搬送が必要な状況だった。避難生活の長期化により、被災者の健康状態の悪化も予想される。医療保険福祉体制の立て直しに向けて、今後長期的な支援が必要」とコメントしました。
古川医師は、「支援した輪島病院は輪島市唯一の病院。医療資源が限られる中、被災者の救急診療に対応できるよう入院患者の搬送が必要な状況だった。病院職員の方々はご自身も被災した中で尽力されているので、少しでも負担を軽くできるよう、今後も継続的な支援が不可欠」と話しました。
張替病院長は、「ライフラインが寸断された過酷な環境の中での活動だったと聞いている。感謝の言葉しかない。本当にご苦労様でした」と労いの言葉をかけました。
派遣した当院DMATチームメンバー
医師:藤田 基生 古川 宗
看護師:相澤 公美副師長(手術部) 坂本 秋沙(放射線部) 阿部 喜子(災害対応マネジメントセンター)
ロジ:小野 勝範(放射線部) 髙橋 阿希子(薬剤部) 今井 浩之(災害対応マネジメントセンター)
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