ドクターヘリ出動件数が11月28日午後、通算1000回に達しました。当院は、平成28年10月に開始した宮城県ドクターヘリ事業の基地病院のひとつとして、宮城県内全ての地域へ迅速な救急医療を提供しています。

1000回目の出動は県南方面の現場救急事案で、無事に傷病者を病院に運ぶことができました。実際にフライトを担当したフライトドクターの藤田 基生医師とフライトナースの岡﨑 綾子看護師は「風が強かったが無事に出動できて良かった」と話しました。

現在、当院には8名のフライトドクター、7名のフライトナースが所属しており、担当日に交代で高度救命救急センターに待機、出動要請に応じてドクターヘリに搭乗し、救命活動を行なっています。

高度救命救急センターの久志本 成樹センター長は「関連する皆さまの協力により、事故なく1000回の出動を達成することができました。医療チームがより早く診療を開始し、救急医療の地域格差をなくすため、さらに質の向上と安全な運航に努めていきたいと思います」とコメントしました。

当院では、今後も仙台医療センターと連携し、救急医療体制の充実に貢献してまいります。

関連リンク

宮城県ドクターヘリ事業-基地病院として迅速な救急医療を提供-