11月1日－2日、フィンランド・オウル市より、オウル大学病院及びビジネスオウル（オウル市経済局/オウル市産業雇用支援公社）の視察団が当院を訪問されました。
当院とオウル大学病院は、医師不足、高齢者医療など地方都市における共通の医療課題を抱えており、企業との連携、医療機器開発等 、共通の取り組みも数多く存在しています。そのため、2020年10月、ビジネスオウルのサポートのもと、MOU（Memorandum of Understanding ：基本合意書）を締結し、医療/ヘルスケア分野での相互支援等連携を進めていくこととなりました。
今回の訪問では、オウル大学病院からMiia Turpeinen病院長以下3名、ビジネスオウルからMinna Komuオウルヘルスケアエコシステム（OuluHealth）・ネットワークディレクター以下2名がお越しになり、当院の産学連携プラットフォームであるOpen Bed Lab（OBL）やAI Lab、臨床研究推進センター（CRIETO）等の施設を視察されたほか、小児科や歯科といった診療部門を見学されました。
視察2日目の会議では、当院から張替秀郎病院長、江草宏総括副病院長、亀井尚副病院長のほか、産学連携室の中川敦寛室長、志賀卓弥副室長らが出席し、互いの最新状況に関するプレゼンテーションや今後の連携のあり方について意見交換を行いました。最後に、2025年度で期間満了となるMOUについて、両病院の賛成により更新することが確認されました。
今回の視察を契機として、両病院間の協働関係のさらなる発展・深化を進めてまいります。