10月25日、オハイオ州立大学理事長、クリーブランド・クリニック・ヒルクレスト病院理事長、在クリーブランド日本国名誉領事、沖縄科学技術大学院大学理事などの要職を努めるほか、Quality Electrodynamics社の創業者、社長兼最高経営責任者であり、現在はキヤノンメディカルシステムズ株式会社MRI最高技術責任者、キヤノンヘルスケアUSA会長をつとめられるなど、著名な経営者でもある藤田 浩之先生が、本学を来訪され、デジタル、AI、半導体、宇宙等関係する研究者との面談に続き、山口 昌弘副学長のご案内で星陵キャンパスを訪問されました。
東北大学病院産学連携室 中川 敦寛教授から、ベッドサイドソリューションプログラムアカデミック・サイエンス・ユニットASU、オープン・ベッド・ラボOBLをはじめとした医療現場への企業の開発研究者の受け入れのための仕組みのほか、これらプラットフォームを活用し、未来型医療創造卓越大学院プログラム、未来医療人材育成寄付部門などを通じて多くの学生、若手研究者がイノベーションに関わり、必要なスキルを学んでいることを含めた当院の産学連携の取り組みについて紹介しました。その後、研究・開発で活躍する教員・研究者との懇談を行い、学生が参加するメンタリングについてなど、充実した内容の意見交換が行われました。

日米を中心に地域、領域を超え、広くご活躍されている藤田先生からのお話しやご示唆は、大きな刺激となり、今後新しい取り組みにつながることが期待されます。