文字サイズ

カラー設定

東北大学病院

お問い合わせはこちら
(平日 8:30~17:15)
TEL 022-717-7000
診療時間
平日 8:30~17:15 開門時間 8:00
診療受付 8:30~11:00
再診受付機8:00~17:15
休診日
土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)
TEL 022-717-7000
時間外・休診日
022-717-7024
交通アクセス 交通アクセス
アクセスアクセス
みんなのみらい基金

血液浄化療法部

部長あいさつ

部長 宮崎 真理子

東北大学病院では、血液透析がまだ開発段階であった1968年、第一例目の血液透析(当時は人工腎臓という言葉が一般的であったようです)が行われた患者さんの記録があります。以来、1970年以降、院内措置により人工腎臓室を設置し、腎不全患者さんの救命を行ってきました。血漿交換療法、血液濾過法、各種吸着療法など各種血液浄化療法の進歩にともない、より一層の診療の拡充を図るために、1998年度に血液浄化療法部となりました。
現在、血液浄化療法部は部長以下、副部長、医員、診療技術部の臨床工学技士、看護部の看護師やクラークで診療チームを構成する中央特殊診療部門として業務を行っております。
連携医療機関から、あるいは東北大学病院のすべての診療科からの依頼に応えて、患者さんが必要な時に安全に、そして適切に血液浄化療法を受けることができるよう、確実な業務、学びや進歩を続けて、患者さんや診療科の皆様から「信頼できる部門」でありたいと考えています。これは部門内の皆が努力するだけでなく、皆様のご協力なくしては達成できません。
血液浄化療法はいろいろな疾患に用いられますが、血液透析療法は腎不全患者さんの腎代替療法に含まれ、当部門の重要な業務です。透析を始める患者さんは年々高齢化し、すでに維持透析の患者さんも、心血管疾患、感染症、悪性新生物など、直接あるいは間接的に生命を脅かす合併症に対して、高度な治療や大きな手術を日常的に行うようになりました。
同様に、救命救急領域、集中治療領域で発生した多臓器の重篤な障害に対し、持続的血液透析濾過(CHDF)をはじめとする急性血液浄化療法が多数実施され、その実施にあたっては当部門が中央部門として受付け、実施方法や件数、治療成績、医療安全に関する情報も集約しております。
さらに、難治性疾患への血液浄化療法は大学病院の重要な役割です。特殊な医療材料を用いて血中から人体に有害な物質(尿素・アンモニア・免疫複合体・過剰リポ蛋白、エンドトキシン等)を体外へ除去する血液浄化療法(血漿交換、血液吸着)によって、病態の改善を図ります。
以上のように当院の強みである難治性疾患、複雑な病態に対する専門的、先進的な各科診療に血液浄化療法の専門性を融合させることを目指しています。従って、専門外でも血液浄化療法の対象疾患の基礎知識を我々は知っておく必要がありますし、時には、専門診療科の方針決定に際して血液浄化療法に習熟した医師やスタッフからの問い合わせに対応したり、診療科に提案をする場合もあります。

以上のように、血液浄化療法はさまざまな治療と併用されますが、これからも、血液浄化療法が患者さんの生命を守り、重症、難治性疾患の治療成績の向上に貢献することを目指して参りたいと考えております。

pageTop