東北大学病院

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診療受付:8:30-11:00 再診受付機 8:00-11:00

休診日:土・日・祝・年末年始12/29-1/3

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材料部

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【場所】西病棟 2F 

部長あいさつ

 近代医療の発展の過程で、滅菌技術の確立は人類の医療福祉向上に革新的進歩をもたらした最も重要な領域です。日頃、当たり前のように使用されている多くの医療機器や材料には、滅菌技術と安全に関わる数多くの知恵が凝集されており、私たちのすべてがその恩恵を受けています。医療を根底から支えているこの分野を大切に思い、医療水準と医療サービスのさらなる向上を目指し、東北大学病院の材料部は、日夜努力を継続しています。

部長 亀井 尚


部の特色

 材料部は、臨床現場の省力化を推進し医療サービスの向上を図るために中央化され、病院全体の滅菌医療材料に関する業務を行っている部門です。材料部は病棟・外来側の材料部と手術室側の材料部があり、それぞれの部門に合ったきめ細やかな対応をしています。

1.目的

  • 滅菌業務の完全遂行により、安全な医療器材を提供します。
  • 滅菌に関わる業務を一元化することで、臨床現場の省力化を推進し医療サービスの向上を図ります。
  • 医療材料及び設備の効率的な運用を図り、病院経営に貢献します。

2.役割と機能

  • 医材の中央管理と滅菌に関する業務 病棟、外来、手術室などで使用されている器械器具などを材料部で管理し、臨床現場の要請により計画的に滅菌を実施します。使用目的に合った安全な医療材料を選択し適正な滅菌前処理と滅菌作業を行います。滅菌作業の中では基準に沿った定期的な滅菌器の保守点検、滅菌工程の監視、滅菌効果の確認が必須です。
  • 滅菌医療材料の保管と供給 使用数のデータを基に適正定数を設定し、滅菌医療材料を臨床現場に過不足なく供給します。供給の方法は定数補充方式や定数交換方式があります。滅菌医療材料は現場に供給され、使用されるまで無菌を保持する 必要があります。医療材料を無菌保持するには臨床現場での保管や取扱が適正に行われる必要があり、現場における滅菌医療材料の適正な保管や指導も行っています。
  • 使用済み医材の回収と処理材料部スタッフによる洗浄処理は、感染防止の観点からも各部署で行うより安全であり効率的です。また、汚染器材回収にあたっては周辺環境への汚染を最小限にするため、回収容器を使用しています。
  • 感染防止への助言と指導 使用済み医材の処理及び滅菌に関する知識をもつ材料部スタッフは、臨床現場への感染防止への助言と指導の役割があるため、より専門的な知識の修得に努める必要があります。
  • 統計と業務評価材料部で取り扱っている器械・器具等医材の使用量や紛失数の統計を活用し、計画的な在庫管理を行います。また、日常の材料部業務や設備・機器の使用状況の統計を分析することで材料部業務を評価し、更なる業務改善や業務拡大への手かがりとなります。

資格取得者

普通第一種圧力容器取扱作業主任者  8名
特別化学物質等作業主任者  8名
第二種滅菌技士  3名
材料部業務到達段階評価達成者   22名

3.主な業務内容:滅菌物の流れ

回収


搬送機(病棟)

外来・中央部門(SPD部門による搬送)

洗浄(自動洗浄除染乾燥機・用手洗浄など)


洗浄機(器械の種類に応じたラックを選択)

組立て(セットの組立の様子)


包装・シーラー(滅菌パックに入れた器械をシーラーしている様子)


滅菌


払い出し(病棟には搬送機で払出します)


滅菌物品質管理システムによる履歴管理(バーコードによる履歴管理をしています)

滅菌・洗浄の実績として

平成28年度の滅菌器、洗浄器の回転数と滅菌物の全件数と月平均

<診療部門>病棟・医科外来・歯科外来

  合計 月平均
(小数点以下四捨五入)
滅菌件数 材料部管理の定数器械及び依頼滅菌物の包装単位での総数

 

1,305,783

108,815
滅菌器運転回数 高圧蒸気滅菌器4台 3,170 264
エチレンオキサイドガス滅菌器2台 284 24
過酸化水素プラズマ滅菌2台 346 29
洗浄器運転回数 3層式2台、単層式2台 12,132 1,011

<手術室部門>

  合計 月平均
(小数点以下四捨五入)
滅菌件数 材料部管理器械セット、マイクロ器械、器械単品など包装単位での総数 85,762 7,147
滅菌器運転回数 高圧蒸気滅菌器4台 2,654 222
エチレンオキサイドガス滅菌器2台 399 33
過酸化水素プラズマ滅菌2台 160 13
洗浄器運転回数 4層式1台、単層式3台 9,552 796

4.教育支援・勉強会・院内外研修会・学会発表などに毎年発表しています。

1) ・日本環境感染学会・発表

・日本医療機器学会・発表
・医療の質向上に関する活動報告会・発表
・院内看護研究・発表

 

2) 材料部到達段階別評価

 材料部の看護助手は、医療機関で働くことが初めての方々がほとんどです。そのため、業務がスムーズにできるようにプログラムに沿って段階別に教育支援していきます。
※ レベルは、スタッフ全員取得
※ 医療安全・感染講習は年2回の参加が義務付けられており、全員修了

勉強会の様子


ベストプラクティス賞受賞

5.物品管理システム「材料部門」

1) 滅菌依頼申し込み方法 ・物品管理システム画面の滅菌依頼申し込みより入力する。
  • 依頼する滅菌の種類と数、必要時コメント欄へ詳細を入力する。
2) パスボックス器械の貸出方法 ・所定の用紙に月日・部署名・氏名を記入し、バーコードラベルを貼る。
  • 物品質管理システム画面より借用した器械名を入力する。
3) 使用済み医療材料返却時のルール(鋭利器材・ディスポ器材、セットなど)
  • 使用済み器械は、回収コンテナ容器に入れて返却。
  • セットメニュー表の器械と「針廃棄した」「黒いプレートはある」はチェック。
  • 鋭利な器材(針・メス刃・アンプルなど)は部署で廃棄。
  • 針が入っていないか、今一度確認する習慣をつけましょう。

6.福利厚生

1) 材料部内の新人歓迎会、忘年会、年末納会、新年会、送別会など
2) 七夕飾りとクリスマス飾りの助成


患者さんや職員のために材料部スタッフが作った飾りつけ

3) 学会や施設見学・資格取得への助成
4) 研修会参加助成(宮城県滅菌技法研究会 助成あり)


材料部は西病棟2階
と中央診療棟2階の
2ヵ所に位置しています