認知症ともの忘れ

2017.09.11

日本の現状
日本では、約500万人が認知症といわれていて、平均寿命までに約3分の1の確率でかかる可能性があります。加齢とともに増える病気なので、世界一の長寿国日本は認知症の先進国といえます。

認知症ともの忘れの違い
物忘れは認知症の症状の一つです。約束をすっぽかしてしまうとか、言葉が上手く伝わらないとか、普段の生活への支障が出てきて初めて認知症と診断されます。予防法はまだありませんが、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が認知症のリスクを高めることいわれていますので、規則正しい生活やバランスの取れた食事、適度な運動を心がけましょう。

医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.認知症は遺伝しますか?
A.60歳前に認知症の症状が出る方は遺伝の可能性があります。なりやすい家系や体質もあるので、祖父母や両親に認知症の方がいる場合は、若いうちから生活習慣を整えて発症のリスクを下げる努力をしましょう。

11月24〜30日は
医療安全推進週間
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