COPDと喫煙

2017.04.24

COPDとは
「慢性閉塞性肺疾患」といい、昔は慢性気管支炎、あるいは肺気腫と呼んでいた病気の総称です。多くはタバコを吸うことで肺が炎症をおこし、空気を吸ったり吐いたりする気管支が狭くなり、咳や痰が出たり、動作時に息切れで苦しくなるような症状が出ます。

予防法や治療法
まずは、原因となるタバコをやめることです。治療では、気管支拡張剤を使って気管支を取り囲んでいる気管支平滑筋を広げます。主に口から吸い込む吸入剤を使いますが、体に貼る薬でも症状が改善することがわかってきたので、併用して治療すればかなり良くなります。

医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.咳は何のために出るのですか?
A.異物が入ったときにそれを出すための生理的な咳と、慢性的に気管支が炎症を起こしているときに出る反射性の咳があります。いずれにしても、咳が出るのは異常のシグナルだと思ってください。

11月24〜30日は
医療安全推進週間
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