「原発性アルドステロン症」の新しい治療法

2017.02.03

原発性アルドステロン症とは
腎臓の上にある小さな臓器である「副腎」にできる腫瘍が、アルドステロンというホルモンを出して過ぎて血圧を上げてしまう病気です。高血圧の方の10人に1人はこれが原因と言われています。

開発中の新しい治療法(ラジオ派焼灼術:RFA)
CTスキャンで見ながら、副腎の小さな腫瘍に細い針を刺して命中させ、ラジオ派という電流を流して焼き切ります。手術せずに傷も3ミリ程度なので体への負担が小さい治療法です。(現在臨床試験中)

医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.CT、MRI、PETの検査はすべて放射線を使うの?
A.CTは体の外から放射線を当てて画像を作ります。PETは放射線を出す物質を注射して、体の中から出るわずかな放射線を検出します。MRIは体の中にある磁石を利用して信号にするので放射線を使わず、被曝しません。

11月24〜30日は
医療安全推進週間
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