心臓は寒さに弱い

2017.03.17

狭心症、心筋梗塞とは
心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化によって狭くなり、一時的に血流が低下する病気が狭心症です。心筋梗塞とは、血流を完全に遮断する血栓ができて、心臓の筋肉が死んでしまう状態のことをいいます。心筋梗塞は元に戻らず、命を落とす危険性が高いです。

この病気の予防と気をつけるべきこと
冠動脈の動脈硬化を防ぐことが重要です。高血圧、糖尿病などの生活習慣病を食事療法や運動療法で改善することが大事。特に食事のカロリーオーバーや塩分の取りすぎは血圧の上昇につながります。また、心臓はもっとも寒さに敏感な臓器です。特に冬はお風呂場や雪下ろし作業中に心筋梗塞が多くなるので要注意です。

医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.ふくらはぎが第二の心臓と言われているのは何故?
A.ふくらはぎは心臓に血液を戻すのに非常に重要な働きをしています。ふくらはぎの筋肉が弱ると血液がうっ血して血栓ができやすくなります。いわゆるエコノミー症候群です。熊本地震でも車中泊をした人に多く出ました。

11月24〜30日は
医療安全推進週間
11月24〜30日は
医療安全推進週間