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不妊症

2018.1.18 ONAIR
  • 立花 眞仁
    ( たちばな まさひと )

「不妊症」とは
不妊症の定義としては、妊娠を希望する夫婦が避妊をせずに1年間を過ごして妊娠に至らない場合のことをいいます。不妊の原因は多岐に渡るので、原因を特定するためにはまず、検査を受けることから始まります。排卵しているか、卵管が通じているか、精子は問題ないかなどに加え、ホルモンの異常なども調ベます。最近は約半数のカップルに男性因子があるといわれているので、パートナーと一緒に検査することをお勧めします。検査は婦人科でできますが、男性の場合は男性不妊を診る泌尿器科でも可能です。

どんな治療法があるの?
原因によって治療法はさまざまです。男女とも薬物療法、手術療法、体外受精などの高度生殖医療があります。特に原因が見つからない場合は、妊娠のタイミングの指導から人工授精へとステップアップします。それでも妊娠に至らない場合は体外受精が適応となります。精子が少ない乏精子症(ぼうせいししょう)など原因が明らかな場合は、はじめから顕微授精の適応になります。最近のトピックとしては、がんの治療で卵巣や精巣にダメージを与える治療を受ける患者さんに対して、将来の妊孕性(にんようせい)を温存するための「がん生殖医療」が行われています。

予防法はできるの?
予防というよりも正しい知識を持っていただくことが大事です。その中でも年齢が大事な要因になります。35歳を過ぎると女性は妊娠の可能性が急激に低くなり、逆に流産の可能性が上がります。妊娠や出産は大きなライフイベントですので、人生を設計する上でこのようなことを知っておくのも大切なことです。

医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.男女の産み分けはできますか?
A.自然妊娠で男の子、女の子を確実に産み分けることは難しいです。

 

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