#15 集中ケア認定看護師

2018.06.07
  • 集中ケア認定看護師
  • 集中ケア認定看護師
    齋藤 茜
    ( さいとう あかね )

集中ケア認定看護師の「集中ケア」とは、主に集中治療領域において、重症度が高く集中治療を必要とする患者さんとご家族への看護、そして生命の危機状態にある患者さんへの看護を指します。当院には現在5名の集中ケア認定看護師が勤務しており、私はその一人として、高度救命救急センターで集中ケアに携わっています。

当院では昨年度からドクターヘリ事業が開始され、当センターには日々重症な患者さんが搬送されてきます。その理由はさまざまですが、ほとんどが大きなけがや突然の病気の発症、持病の急激な悪化など、「突然」に具合の悪くなった患者さんです。搬送直後から、患者さんの救命を最優先に多くのスタッフが医療やケアを施し、その後、患者さんはICUに入院して療養します。ICUでの私の仕事は、患者さんの苦痛を最小限に減らし、少しでも早く回復へと向かうことができるようにケアをすることです。背景がそれぞれに異なる患者さん一人一人に適切なケアをするためには、幅広い知識だけでなく、その知識に裏付けられたフィジカルアセスメント能力と質の高い看護実践能力が求められます。

患者さんやご家族を前に思い悩むことも多いですが、日常生活の援助を通して、身体的・精神的・社会的な苦痛や障害が最小限となるようにサポートできるよう、多くのスタッフとともに努力しています。また、集中ケア認定看護師として、他のスタッフのモデルとなるよう、自分の持っている知識や技術を周囲のスタッフに伝えていくことも重要だと考えています。

※フィジカルアセスメント:問診や触診などによって、患者さんの全身状態を評価すること

  • 集中ケア認定看護師
    齋藤 茜 ( さいとう あかね )

    2000年当院看護部に入職。重傷病病棟部などを経て、2005年4月より高度救命救急センターを担当。
    2016年7月に集中ケア認定看護師の資格を取得。