iNDEX

東北大学病院 東北大学病院
  1. ホーム
  2. インタビュー
  3. TUHなヒトビト
  4. 病棟でのより身近な存在として、患者さんと看護師のつなぎ目に

INTERVIEW

TUHなヒトビト
23
病棟でのより身近な存在として、患者さんと看護師のつなぎ目に
病棟でのより身近な存在として、患者さんと看護師のつなぎ目に
TUHなヒトビト 2024.03.11

病棟でのより身近な存在として、患者さんと看護師のつなぎ目に

東8階病棟 看護助手|遠藤美奈子、池田佳代、庄司真里

SHARE

看護師をサポートし、患者さんの介助や身の回りのさまざまなお手伝いをする看護助手の業務。消化器系の外科的治療を主に行う東8階病棟では、遠藤美奈子さん、池田佳代さん、庄司真里さんの3人が、満床時には50人近くとなる患者さんのケアを日々行っています。看護助手として心がけていることやうれしかった瞬間、患者さんとのエピソードを聞きました。

看護助手としての経歴と仕事内容を教えてください。

遠藤)2010年に看護助手として入職し、小児病棟に8年いまして、その後現在の東8階病棟に来て5年が過ぎました。主に患者さんを搬送したり、薬剤を持っていったり、シャワー浴の介助をしたり、お部屋の掃除や配膳と、患者さんが病棟で過ごす上でのいろいろなお手伝いをしています。

池田)私は震災直後の2011年4月、家のガスや水道もまだ復旧していなかったころに入職しました。西10階病棟の耳鼻咽喉・頭頸部外科で6年くらい、隣の西8階病棟、消化器内科に2年ほどいて、東8階病棟は4年目です。仕事内容は3人とも同じですが、コロナ禍で面会の方が来られなくなってしまったので、患者さんのお買い物などの対応が特に多くなりましたよね。

庄司)私はもともと外来クラーク(外来診療事務)をしていましたが、看護助手さんの仕事を見ていて興味があったので、2013年に看護助手として入職し直しました。外来で9年ほど務め、東8階病棟は2年目です。外来でも患者さんの搬送はありますが、シャワー浴や清拭(せいしき)は病棟に来て初めて経験しました。

薬剤の整理
配膳の様子

仕事で苦労することと、その中で心がけていることは。

遠藤)搬送や配膳などはどの病棟でも同じですが、科によって仕事内容が異なるため最初はそれを覚えるのが大変ですね。決まった仕事だけでなく、臨時で頼まれることも日々多く、満床の時は約50人になる患者さんの対応を3人でしているので、病棟の中をずっと行ったり来たりで。どの病棟でもそうだと思いますが、万歩計で1万5000歩はいくんじゃないでしょうか(笑)。

庄司)それくらいはいくでしょうね。その行ったり来たりする途中でまた別の用事を頼まれることも多く、うっかり忘れてしまうこともあるので、すぐメモを取るなど気を付けるようにしています。2人より病棟の経験がまだ浅いですので、分からない時や迷った時は自分1人で判断せず、2人や看護師に確認してから動いています。

池田)3人の横の連携は大事だと思います。私も忙しくなると忘れっぽいので、いつでも冷静にいたいなと思っているんですけど…。それに、患者さんお一人お一人で性格も異なりますし、看護師もそれぞれ違いますから、それぞれどういう伝え方をすればうまく伝わるかを考えるようにもしています。機嫌が悪かったり怒ったりしている患者さんはお話を聞きながら、なだめながら、丁寧に、丁寧に。だんだん自分の性格も変わってきたかなと。わりと勝ち気な性格だったので(笑)。

遠藤)ちょっとした一言で、受け取り方によっては嫌な思いをされるかもしれませんからね。患者さんともスタッフとも、コミュニケーションをしっかり取ろうとは心がけています。患者さんの状態も日々違いますので、よく観察して、声がけをして、その時の状態に合わせて対応すること。そして、その患者さんの様子を短い時間の中で看護師に伝える際、言葉足らずで意思疎通が取れないとミスにもつながりますので、情報を受け取る方も発信する方も気を付けようと言っています。

やりがいや喜びを感じる瞬間を教えてください。

遠藤)患者さんとのやりとりの中で、感謝の言葉をかけていただいたり、身内に話すような感じで話をしていただいたりとほっこりする場面があって、そんな時はやっていて良かったなと思います。

池田)頑固だった患者さんが次第に打ち解けてくれて、「ありがとうね」と一言言ってもらえた時にはすごくうれしかったですね。数カ月入院される方もいらっしゃって、そうすると親しくなって情も移って。うれしいことがあれば一緒に喜んだり、悲しい時は一緒に泣いちゃったりもします。

庄司)前にいた外来とは違って、毎日同じ方と接することができますからね。40人近くの患者さんがいらっしゃって、入退院で入れ替わっていきますし、看護師に比べて患者さんと接する時間は少ないのですが、配膳や搬送の際に天気のことやちょっとした世間話でもコミュニケーションが取れるのはうれしいです。

患者さん搬送

患者さんにとってどんな存在だと思いますか。

遠藤)医師や看護師よりは、もうちょっと近い存在だと思ってくれているのかなと話していて感じることがあります。

庄司)看護師には言えないことを相談してくれたりもしますからね。話しかけやすい近所の人のような存在でしょうか。

池田)その立場を生かして患者さんと看護師のつなぎ目になれたらいいですね。皆さん闘病の中でつらい思いもされているでしょうから、会話や交流を通して、ちょっとでも楽しく、癒やしを感じてもらえたら。

遠藤・庄司)そうですね。同じ思いです。

プライベートでの趣味や楽しみは何ですか?

遠藤)楽しみは食べる、飲む(笑)、あとは作ることも。食べたもの、飲んだものを写真に撮ってコレクションしています。

池田)私は子どもが独立しておうちでゆっくりする時間が取れるようになり、植物を育てたりしています。あとは神社を巡って御朱印を集めるのが趣味で、コロナ禍も落ち着いてきたのでまた行きたいなと思っています。

庄司)コロナ禍前はフィットネスにも通っていましたが、今は休みといったら友達とご飯に行ったり、主人と出かけたりですね。

閖上市場で食べたせり鍋と浜焼き (遠藤)

SHARE

遠藤 美奈子(えんどう みなこ)

宮城県出身。2010年に看護助手として入職し、小児病棟で勤務。2019年より現所属。
池田 佳代(いけだ かよ)

宮城県出身。2011年に看護助手として入職。耳鼻咽喉・頭頸部外科病棟、消化器内科病棟を経て、2020年より現所属。
庄司 真里(しょうじ まり)

山形県出身。外来クラークを経て、2013年から看護助手として外来で勤務。2022年より現所属。

SHARE

RECOMMENDED

RANKING

TAG

NEWS