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TUHレポート
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上手に利用し、主治医との相談を円滑にーセカンドオピニオン外来(上)
上手に利用し、主治医との相談を円滑にーセカンドオピニオン外来(上)
TUHレポート 2021.12.03

上手に利用し、主治医との相談を円滑にーセカンドオピニオン外来(上)

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セカンドオピニオンが広く知られるようになりました。関心はあるものの、どこに相談すればよいのか、主治医に言い出しにくい、などさまざまな理由で踏み出せない患者さんも多いのではないでしょうか。
当院のセカンドオピニオン外来の詳細や遠隔地からのオンラインによるセカンドオピニオンについて地域医療連携センターの青木センター長とてんかん科の中里信和科長に聞きました。

まず、セカンドオピニオンを担当されている地域医療連携センターの青木正志センター長(脳神経内科長)に聞きます。

――セカンドオピニオンの役割について教えてください。

セカンドオピニオン外来では、診断内容や治療方法に関して相談を受け、当院の専門医が意見や判断を提供しています。その意見や判断を、患者さんがご自身の治療法を選ぶ際の参考にしていただければと思います。

―――当院のセカンドオピニオン外来の特徴を教えてください。

当院にはさまざまな分野の専門医がおりますので、その分野のエキスパートからの意見を聞くことができます。また、相談時間は45分となっておりますので、十分に時間をかけてご相談いただけます。東北地方のみならず、関東地方をはじめとした全国の患者さんからの相談を受け付けています。新型コロナウイルス感染症対応により、オンラインセカンドオピニオン外来も実施しておりますので、遠隔地の方もご利用しやすくなっています。

――オンラインと対面の異なる点は?

金額は異なりますが、内容に異なる点はありません。ただし、患者さんの住まれている地域の療養環境や生活については、かかりつけ主治医の先生の方が遥かに理解されていると思います。終了後は、改めて主治医の先生との相談をお願いします。また、遠距離の方はオンラインを利用することで交通費や時間を節約できる利点がある一方で、オンラインに慣れていない方には抵抗があるかも知れません。

――患者さんへのメッセージをお願いします。

セカンドオピニオン外来の仕組みを知り、上手に利用することで、主治医の先生との相談をより円滑なものとしていただきたいと思います。

 

次に、セカンドオピニオン外来の予約受付窓口である地域医療連携センターの担当者に具体的な手続きについて聞きます。

――セカンドオピニオン外来の予約申込みについて教えてください。

まずはお電話でお問い合わせください。主治医と相談して書類をご準備いただき、必要書類一式を地域医療連携センター セカンドオピニオン担当宛に郵送でお送りいただきます。書類
が到着しましたら、専門医の選出と日程調整を行い、決まり次第、ご連絡いたします。
オンラインセカンドオピニオン外来は、株式会社メドレーのオンライン診察システム「CLINICS」(https://clinics.medley.life/clinics/)を使用しています。手続きは診療科によって異なりますので、オンラインをご希望の方もまずはお電話でお問い合わせをお願いしております。(てんかん科のみ「CLINICS」のホームページからオンラインセカンドオピニオン外来の予約が可能)
※精神科・心療内科はセカンドオピニオンを実施しておりません。

――どのような問い合わせが多いですか?

よくご質問いただくのは、「検査はしてもらえるのですか」という問い合わせです。セカンドオピニオンは、第二の意見という意味ですので、新たな検査や治療はせず、それまでの診断や検査結果、治療方針に対して当院専門医が見解をお伝えし、そのことをふまえて患者さんと主治医で、これからの治療について相談していただきます。
オンラインセカンドオピニオンの手続きについての質問もあります。オンラインの場合、通信環境と設定が必要になりますので、ご不安な場合は、ご家族にご説明しています。

――セカンドオピニオンの利用状況を教えてください。

2007年は138件、2018年は244件と受診件数は増加していましたが、2020年以降新型コロナウイルス感染症の影響で減少しています。オンラインでは、東北地区のみならず遠方にお住まいの患者さんからお申込みをいただいております。

――詳しい説明を聞きたい場合の連絡先を教えてください。

セカンドオピニオン外来を受けたいがどうしたらよいかわからない場合は、地域医療連携センター セカンドオピニオン担当までお気軽にお電話ください。


東北大学病院 地域医療連携センター(セカンドオピニオン担当)
TEL.022-717-8885(直通)
受付日時:月曜~金曜日(土・日・祝日・年末年始を除く)8:30~16:00

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青木 正志(あおき まさし)

東京都出身。1990年東北大学医学部医学科卒業。1996年米国ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院神経内科研究員を経て、2011年に東北大学大学院医学系研究科教授に就任。2017年より地域医療連携センター長。専門は難治性神経疾患、とくにALSに対する根本的治療法の開発とその臨床応用。

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