2004-現在(平成16年-現在)
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、東北大学病院も手術部、検査部、外来棟などに大きな被害を受けました。しかし、患者さんにはほとんど被害が無く、また職員も奇跡的に全員無事であったため、比較的早期に被災地の医療体制を支える活動を開始することができました。
2013年、沿岸部の医療崩壊を回避するため、東北メディカル・メガバンク機構及び医学系研究科と連携して「地域医療復興センター」を立ち上げ、継続的な医師支援のための体制を整備しました。さらに、地域の医療者の技術向上のための施設や研修医の宿泊施設を開設、地域医療に携わる若手医師の養成など、真の復興に向けた取り組みを続けています。