カラダと地域のまんなかに 東北大学病院Webマガジン「へっそ」
今回は、禁煙週間特別号として、禁煙のための漢方での治療についてご紹介します。
漢方診療では禁煙の治療に耳鍼(じしん)を用います。1980年代から世界中で臨床研究が行われ、偽薬と比べて効果があるなどの報告がされています。一般的には耳にある肺・口・神門といわれるツボを鍼で刺激します。禁煙によるイライラ・集中力の低下、頭痛、便秘、睡眠障害、食欲増加などの離脱症状に合わせて、適宜ツボを加えていきます。