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吹き流し完成まであと少し!制作現場、最終レポート

七夕まつりプロジェクト2015

吹き流し作りも、いよいよ最終段階。仙台七夕まつり本番前の最後のレポートです。
今回は、吹き流しを糸で取り付ける工程を見学しに、仙台市卸町にある鳴海屋紙商事さんの工場にお邪魔しました。

作業場では、職人さんたちが吹き流し制作作業に追われています。鳴海屋紙商事さんには、毎年日本全国から制作の依頼があるそうです。奥の方には、仙台七夕まつりを控えた吹き流しの部材がずらり。色とりどりのくす玉がならんだ風景は圧巻です。当院の吹き流しも全ての部品が揃い、あとはドッキング作業を待つばかりです。

早速、筒と短冊カード800枚のついた吹き流しを一本一本、糸でつなげていきます。職人さんの「ぜひ一緒にやりましょう」の一声で、私達も参加することに。取り付けの技をレクチャーしてもらい、一針ひと針に気持ちを込めてつなぎます。これはなかなか難しい!!「付け根が緩まないように」と厳しい職人チェックが入ります。みんな真剣に、でも楽しみながら作業に没頭しました。
無事に一周分取り付け終わり、ホッとしたのもつかの間、次は、和紙花で筒を飾る工程です。これは、くす玉の花付けと似た作業。筒に開けた穴に花の芯部分を刺してボンドで止めて完成!
(実はこの日、仙台放送「みんなのニュース」の取材クルーが当院の吹き流し制作現場を取材。せっかくの機会なので、記者やカメラマンの方にも作業に参加してもらいました。)

あと2段分の花付けが残っていましたが、私達が参加するのはここまで。
一旦、天井から下げて全体を確認します。ドキドキ、ワクワク。
全貌が現れると、どこからともなく「いいねぇ!」の声。想像以上の出来に拍手も湧き上がりました。短冊カードを読んで、目に涙を浮かべる職人さんの姿も。
たくさんの方の願いを込めた短冊カードが、ゆらゆらと揺れる姿はとてもきれいです。

一連の作業を終えた私たちは、最後の仕上げを職人さんにお願いし工場をあとにしました。

本番まで、残すところ1ヶ月半。完成を見るのが本当に待ち遠しいです。
8月6日、ぜひ、皆さまも会場で。

当院吹き流し展示場所マップ

仙台七夕まつり

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作業場に並んだ吹き流し

 

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当院の吹き流しのくす玉

 

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お揃いのTシャツで作業する職人さんたち

 

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取り付け方のレクチャー

 

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職人さんと一緒に取り付け

 

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花付けの様子

 

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花付けを体験する仙台放送のカメラマンさん

 

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繋げた筒と吹き流し

 

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