2024.09.04
【開催概要】
■日時:2024年8月31日(土) 13:30~16:00
■場所:東北大学病院
■参加者:小学4年生~6年生 20名、中学・高校生 10名 合計30名(抽選)
■プログラム
<第1部>お話
東北大学病院ってどんな病院?
<第2部>見学・体験ツアー
手術室、薬剤室、先端歯科医療センター、ヘリポート
■主催:東北大学病院
【イベントレポート】
8月31日(土)、第24回からだの教室「東北大学病院バックヤードツアー〜のぞいてみよう医療の現場2024〜」を開催しました。抽選で選ばれた小中高生30名と一緒に、普段は見ることのできない大学病院の裏側を見学しながら、さまざまな医療現場を体験していただきました。
はじめに亀井尚副病院長が、東北大学病院の歴史や先端医療について紹介し、ツアーに出発しました。
手術室では、実物の医療器械に触れたり、手術台周辺の機器の体験をしたりして、手術について学びました。医師や看護師、臨床工学技士など、手術にはたくさんの職種が関わっているという説明を受け、手術現場の緊張感やチーム医療の重要性を実感していました。
屋上のヘリポートでは、ドクターヘリを間近で見学しました。天候や出動によって機体を見ることができないチームもありましたが、ドクターヘリとしては日本一高所にあるヘリポートに上り、救急医療について理解を深めました。
薬剤室では、調剤室の見学に加えて、マーブルチョコを薬に見立てた分包体験や、胃薬が胃でどのように溶けるかの実験を行い、薬剤師の仕事の一端を体験しました。
今年5月に開設された先端歯科医療センターでは、「歯型」ならぬ「指型」づくりを体験。デジタル診療技術など、先端技術に触れながら、歯科医師や、歯科衛生士、歯科技工士の役割も学びました。
待合ホールには、内視鏡手技の模擬体験や大人気の臓器スタンプ、グッドデザイン賞を受賞した病院広報誌の「hesso」の表紙になれる写真館などのお楽しみコーナーも用意しました。子どもたちが楽しみながら学べるこれらのコーナーは大変好評で、賑わいを見せていました。
参加者の皆さまからは「普段は見れないところを見れて楽しかった」、「スタッフの説明が分かりやすく、実際に使ってみることができて感動した」「自分も人の役に立つ仕事をしたいと思った」といったコメントが多く寄せられました。
東北大学病院では、今後も地域の皆さまと医療の現場をつなぐ機会を提供していく予定です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。