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第9回 親子で学ぼう!子どもの目の病気

2017.01.06

【開催概要】

■日時:2016年10月30日(日)14:00〜14:30

■場所:東北メディカル・メガバンク棟1F

■参加者:小学校低学年までのお子さんと保護者の方

■参加費:無料

■主催:東北大学病院

 

【イベントレポート】

第9回からだの教室は、10月30日、当院と東北メディカル・メガバンク機構が主催した「こどもけんこうまつり」の一環として開催しました。こどもけんこうまつりは、親子で楽しく健康について考えるためのイベントで、約300名の親子に参加していただきました。沢山の親子で賑わう会場の一角で行った今回のからだの教室のテーマは「子どもの目の病気」。眼科の橋本清香医師が、クイズを交えながら、子どもたちに優しく分かりやすく、目の大切さを伝えました。

何が始まるのかな?と目をキラキラさせる子どもたちに、先生が最初に出したクイズは、「目が悪い時に行くのは、眼科というところでしょうか?それとも耳鼻科?」これはもちろん「眼科」。全員正解で先生も一安心。クイズは少しずつ難しくなります。「赤ちゃんの時から今と同じように遠くまで見えていた?」正解は×。成長するにつれて体が大きくなっていくように、目も大きくなっていき、赤ちゃんの時はほとんど見えなかったのが、だんだん見えるようになっていくことを学びました。

クイズを交えながらお話する橋本先生

 

最近増えていると言われる子どもの近視。親が近視だと、子どもも近視になることも多く、しかも、一度近視が進んでしまうと元に戻ることは滅多にありません。一緒に参加していたお父さん、お母さんもうなずきながら、熱心に解説を聞いていました。この他、斜視の治療や、眼鏡の役割についても学びました。

会場の様子

 

この日、橋本先生は子どもたちにたくさんの道具を持ってきてくれました。眼球の模型や、目が悪い人はどう見えるのかを体験できる眼鏡、検査用の眼鏡などです。子どもたちは一列に並んで、順番にメガネを掛けたり、道具を触ったりしながら「見る」ということについて、そして目の大切さを体験していました。

いろいろな見え方を体験!

 

目の模型を触って目の仕組みを知ろう

 

お母さん、お父さんからは、「近視が遺伝しやすいというのを初めてしりました」「子どもの視力を守っていかなければと思いました」「体験もあり楽しく目の大切さを知ることができました」と感想を頂きました。

ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

 

【講師】

東北大学病院 眼科 橋本清香 医師