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東北大学病院

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みんなのみらい基金

感染予防対策治療部

あいさつ

部長 江草 宏

感染予防対策治療部は平成14年4月に創設されました。免疫機能の低下により感染症に罹りやすくなった患者さん(易感染患者)、あるいはすでに感染症に罹っている患者さんの歯科治療時の対策法の確立と、感染対策を実践できる専門医の養成を目的として、国立大学としては東京医科歯科大学に続いて2番目に創設されました。診療室を持たずに活動しています。

部の特色

対象疾患と診療活動

  • 仙台市および宮城県、近隣地区における歯科医師の感染対策に関する啓発・指導・コンサルティング(歯科医師会の講演や地区人材育成研修会への講師派遣)
  • 医療従事者に対する感染予防に対する啓発・教育指導
  • 歯学部学生の教育(講義と実習指導)
  • 歯科医師臨床研修(研修医)の教育(講義と実習指導)
  • 診療用器材の滅菌と管理
歯科治療における感染対策

歯科の治療では、冷却・洗浄のために高速切削器や注水用シリンジから水を出して使用しています。この水は、歯科用ユニットの入り口で除菌フィルターを通しており、口腔内に運ばれる初期段階では清浄な状態になっていますが、管理を怠ると汚染した水が診療用ユニット内に溜まってしまいます。そのような貯留水を積極的に排水するため、毎朝、診療スタッフが貯留水の排水(フラッシング)を実施し、清浄な水が供給出来るように管理しています。最近では、一部の診療用ユニットで自動化されています。

このように、患者さんに安心して受診していただけるように水質を管理しています。

 使用器材の滅菌
滅菌状態を保持するため、口腔内に使用する器材を可能な限りパック化し、材料部から供給されるシステムを構築しています。このようなパック化は器材の汚染を防ぎ、患者さんに使用する直前まで、滅菌状態が確保されることになります。

大型口腔外吸引装置の導入 

高速切削器を使用すると細かい粉塵が診療室内に飛散し、診療室の環境を汚染してしまいます。感染に弱い方々の受診に際して、清浄な環境で治療が受けられるように、汚染環境に対する予防策として、大型口腔外吸引装置を設置しています。

感染予防の教育・啓発活動

歯科医師を含め、歯科診療への関心を高めるため、診療スタッフ向けの歯科感染予防教育講演を年2回実施しています。毎年の定例報告やトピックスを含めた内容の演目を選び、歯科医師・歯科衛生士を含めた病院職員向けの講演会を企画しています。

また地区の保健所・歯科医師会などの要望を受け、講演会を行っています。

 

針刺し切創・体液曝露対策

病院内の講演会を通じて、臨床研修医や歯科診療スタッフに対して針刺し切創・体液曝露対策の啓発を行い、予防策や発生時の対応について教育しています。

部門よりみなさまへ

易感染患者および感染症患者のご相談について

感染予防対策治療部では、易感染患者さんおよび感染症を持つ患者さんの歯科治療を、患者さんや医療従事者にとって、共に安全に行うために創設されました。このような前提のもと、得られた情報を大学のみならず、他の歯科医療機関に積極的に発信していくことを使命としております。
患者さんだけでなく、医療関係の方の相談にも応じます。どうぞ、お気軽にご連絡ください。

リンク

日本環境感染学会
日本感染症学会

 

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