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東北大学病院

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肢体不自由リハビリテーション科

特色

拡散テンソル技法

肢体不自由リハビリテーション科ではリハビリテーション全般にわたる専門医と、中枢神経系の専門医が診療にあたるため、他の病院のリハビリテーション科で適応外と判断された患者さんに対してもMRIなどの画像検査や神経伝導速度などの神経生理学的検査を取り入れ、広く適応を拡大し肢体不自由患者さんや意識障害患者さんのリハビリテーション治療を行っています。

経頭蓋磁気刺激装置

肢体不自由リハビリテーション科では、様々な中枢神経疾患に対し、MRIなどの画像評価、神経伝導速度などの神経生理学的評価を行い治療にあたっています。
MRI検査においては拡散テンソル技法を用いた脳内の神経線維の障害の評価を行い、脳卒中や頭部外傷後の様々な症状の診断にあたっています。
経頭蓋磁気刺激装置を導入し、脳の磁気刺激による診断や治療を行っています。対象としては脳卒中後の手の麻痺や半側空間無視に対し脳の磁気刺激を行い治療効果を挙げています。また、当診療かでは磁気刺激の際に患者さんのMRIデータを下に脳の標的部位にピンポイントに磁気刺激を行うナビゲーションシステムを用いることで治療効果を高める研究も行われており、経頭蓋磁気刺激治療は世界の最先端レベルになっています。

近年増加してきた嚥下障害患者さんについては、嚥下治療センターと連携し、咽頭喉頭ファイバ・嚥下造影などの検査を実施し、その所見に基づいて当院の栄養管理室と提携し患者さんの摂食嚥下のリハビリテーションを積極的に行っています。

以上のような臨床診療を支え、発展させるために以下のような研究領域で研究を行っています。

研究領域

 1)臨床神経生理学
 2)末梢神経と筋の病理学
 3)運動生理学
 4)神経再生医療とリハビリテーション
 5)リハビリテーションシステム論
 6)リハビリテーション心理学
 7)リハビリテーション工学、義肢装具学
 8)摂食嚥下リハビリテーション
 9)中枢神経系の画像評価 (図1参照)
 10)片麻痺の神経生理学的解析

 

対象疾患と診療内容

リハビリテーション科とは「運動機能障害及び精神障害等の障害者を対象として医学的リハビリテーションを実施する診療科」であり、当分野では次の疾患・ 病態を扱います。

 1)脳卒中・脳外傷のリハビリテーション
 2)脊髄損傷のリハビリテーション
 3)神経・筋疾患のリハビリテーション
 4)リウマチ・骨関節疾患のリハビリテーション
 5)切断のリハビリテーション
 6)高齢者リハビリテーション
 7)小児リハビリテーション
 8)慢性疼痛のリハビリテーション
 9)スポーツ・リハビリテーション
 10)嚥下障害のリハビリテーション
 11)がんのリハビリテーション

年間症例数

新患患者数 約2,000名
入院患者数 約100名

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