NSTの歩み 20周年記念誌
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71東西5階病棟看護師 菊田久美成長期の栄養管理は児の将来を左右し大変重要です。小児の栄養評価は判定が難しく、偏食の多い児に対しては成人のように「治療だから」と受け入れてもらえない難しさもあります。先天性の消化器疾患や代謝異常・抗がん剤による食思不振など抱える問題も幅が広く、スタッフの教育を進め、患児と支える家族にもわかりやすい栄養ケアの提供を考えていきたいと思っています。小児外科医師 工藤博典NSTでは「食の大切さや楽しさ」を改めて学んでいます。2020年からは「腸管不全リハビリテーション栄養サポートチーム」を発足し、治療の標準化や、患者・家族のQOL向上を目指しています。糖尿病代謝•内分泌内科医師 黒澤聡子栄養管理室主導の元、他職種の専門性を活かしたNSTカンファレンスに出席させて頂き、私自身とても勉強になります。患者様の病状•QOL改善に少しでも結びつくようにNST活動に協力していきたいと思います。今後とも、どうぞ宜しくお願いします。管理栄養士 古積杏花専門の異なる知識を持ち合わせるスタッフが集まることで、自分には見えなかったものが見えるようになったり、様々な視点で患者さんを見ることができるようになりました。管理栄養士 佐々木捺海NSTを通して、多職種それぞれの視点で患者さんの栄養管理を行う重要性を実感するとともに、日々新たな気付き・学びを得ています。今後も管理栄養士として、入院中だけでなく、退院後にも繋がる栄養ケアを目指して日々患者さんと関わっていきたいです。管理栄養士 佐々木まなみNST活動を通してたくさんの医療スタッフの方たちと連携し患者さんの栄養状態改善に向けて活動してくることができました。今後も「食」を大切に、当室の理念でもある、「やさしさの伝わるつながりのある栄養管理」を実践していきたいと思います。西8階病棟看護師 佐々木美奈NST専門療法士を取得してから、自・他病棟での講義、実地修練での指導などを行ってきて、自ら学ぶことでより多くの知識が身についたと感じています。臨床検査技師 佐藤亜耶NST活動は患者さんの実際の様子を知る大変重要な機会です。カンファレンスを通じて、検査値の果たす役割を実感するとともに、多職種の視点からの様々な考え方に触れ、多くのことを学んでいます。

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