NSTの歩み 20周年記念誌
48/80

b-グロブリン分画トランスフェリン、ヘモペキシン、補体C3、補体C4g-グロブリン分画IgG、IgA、IgM第76号2022年6月a2-グロブリン分画a2-マクログロブリン、ハプトグロビン、セルロプラスミンa1-グロブリン分画a1-アンチトリプシン、a1-アンチキモトリプシン、a1-酸性糖タンパク⊕⊝NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMM NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMM NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMM肝臓で合成される蛋白で血漿蛋白の約60%を占める。半減期は21日と長く、血中濃度の変動が小さく長期的な栄養管理や栄養障害のスクリーニングの指標になる。トランスサイレチンとも呼ばれる。半減期2日と短く、蛋白欠乏で著しく減少し、補充療法で速やかに上昇するため、栄養療法の効果判定の指標となる。プレアルブミン男:23~42女:22~34(mg/dL)甲状腺機能亢進症、妊娠後期、高カロリー輸液時など栄養状態評価の指標としてよく目にするアルブミンとプレアルブミンですが、この二つが全くの別物であることをご存じでしたか?アルブミン44TEL.7120FAX.7147TTOOHHOOKKUU UU..HH..当院の入院時栄養スクリーニングに用いられているCONUT値と、栄養評価に有用な代表的検査項目について説明します。CONUT値値(Controlling Nutritional status )ととはは血清アルブミン値(ALB)、末梢血総リンパ球数(TLC)、総コレステロール値(T-cho)の測定値をスコア化した栄養指標で、スコアが高いほど栄養状態は重症化しています。蛋白代謝能、免疫能、脂質代謝能の生体指標から多面的な評価を行います。アアルルブブミミンンととププレレアアルルブブミミンン今回のテーマは「栄養関連の検査について」です同日の採血検体による測定で算出可能となります。文責:佐藤亜耶(検査部)文責:星啓太(検査部)編集/伊関雅裕神山篤史笑奕小柴康利金小林実森山さや香馬場健太郎佐々木美奈佐々木麻美牧優治渡部千代渥美淑子田口雄也発行/東北大学病院NST広報係互野亮基準値アルブミン3.9~4.9(g/dL)増加脱水などプレアルブミン№№7766減少蛋白欠乏性栄養障害、肝障害、ネフローゼ症候群、慢性炎症、輸液過剰時など低蛋白栄養状態、蛋白欠乏性栄養障害、高度の肝障害、炎症などNST

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る