東北大学病院 卒後研修センター東北大学病院 卒後研修センター

初期研修

目的と特徴

Purpose and features

目的

医師初期臨床研修の役割は、医師としての基盤を形成するこの時期に、将来の専門性にとらわれず、患者を全人的に診るための臨床能力を身につけることです。東北大学病院初期臨床研修プログラムでは、本院および東北全域の協力病院での研修を通して医師としての基本的臨床能力を身につけ、全人的に診療できる専門医を育成します。

特徴

プライマリーケアも充分に経験

院内の多くの専門家集団がプライマリーケアで実践的に役立つ研修指導をします。また、興味深い症例や難しい症例を一症例ずつじっくりと診ることもでき、多くの分野の専門医の指導の下、先進医療の動向をかいま見ることもできます。プライマリーケアのできる大学病院の指導体制や救急医療体制、協力病院体制をとっています。

スタッフおよび設備が充実した高度救命救急センターにおいて、2年間を通じて様々な救急疾患を経験することができます。高度救急救命センターのローテーション中はもちろん、循環器内科、産婦人科、麻酔科、外科などを除いた診療科をローテーション中も、原則として宿日直は高度救急救命センターで行うためです。

多様性と柔軟性を持った自由なプログラム

自由選択コースは、将来専攻を希望する診療科などで最大12ヶ月まで研修が可能なコースです。2年間を通じて個々の研修医の希望を配慮しながら必要な研修先(診療科や病院)を決定しています。将来専門医コースに進む、あるいは大学院へ進学することを考慮し、専攻診療科を決めた時点から各専門学会の認定専門医制度の受験資格取得に有利なプログラムを選択することも可能です。

ホスト診療科制度で、きめ細やかな研修サポート

ホスト診療科制度とは、研修医が選択した診療科が初期研修の2年間を通して技術的・精神的サポートを行い、卒後研修センターと緊密な連携体制をとるシステムです。専門志向がある程度決まっている場合は、ホスト診療科の指導教員と将来の志向に応じた研修を計画し、後期研修に連結した研修体制をとることも可能です。ホスト診療科は決して入局を前提にするものではありません。また、ホスト診療科を決めることが難しい方は、卒後研修センターをホストとすることも可能です。

多くの協力病院での研修

東北全域に広がる艮陵(ごんりょう)協議会所属の多くの協力病院で、内科・外科・地域医療などの必修科目や自由選択科目など最大16ヵ月まで研修を行うことができます。東北大学病院には、東北地域を網羅する艮陵協議会に所属する協力病院と密接に協力し合って臨床研修を行ってきたすばらしい歴史があります。研修先は卒後研修センターと各科が連携して、研修医の希望に応じて調整します。

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高度救命救急センターにおける救急トレーニング

平成18年に、新しく建設された東病棟に高度救命救急センターが開設され、大学病院における幅広い救急疾患患者を通して、プライマリ・ケアを学ぶ体制が充実しています。 また、AHA(アメリカ心臓協会)の正規BLS、ACLSコースを研修プログラムへ組み込み、費用は全額本院が負担します。

充実したスキルスラボを利用したスキルアップ

当院では、医療現場を再現したクリニカルスキルスラボを併設しています。患者を模した人形やモデル等を用いて、基本的診察技能(心音や呼吸音の聴診、超音波検査、血圧測定、直腸診、眼底・耳の観察など)、基本的治療手技(縫合、血管確保、気管内挿管など)、麻酔管理や危機管理などのシミュレーションが体験できます。研修医の皆さんが自信を持って臨床現場で働けるよう、臨床技能を効果的に磨き実践能力を獲得する場としてスキルスラボを活用してください。

東北大学クリニカルスキルスラボのHPは

動物を用いたトレーニング施設「先端医療技術トレーニングセンター」を利用して基本的手技から高度・最先端の手技まで経験しよう

当院では、動物を用いた手術トレーニング施設、「先端医療技術トレーニングセンター」を併設しています。現場で手術を執刀している講師群から直接指導を受けられることが可能です。気管内挿管・血管確保・皮膚切開・皮膚縫合を中心とした基本的手技から、開胸・開腹等のより高度な手技、胃切除・肺切除等の普段経験できない手技や内視鏡手術等の最先端手技まで、幅広く経験することが出来ます。
研修医対象の外科手術トレーニングコースは、年4~5回実施しています。外科手術に興味のある方は、ぜひトレーニングに参加してみてください。

先端医療技術トレーニングセンターのHPは

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