2017.08.31
【開催概要】
■日 時:2017年8月27日(日) 13:00〜15:30
■場 所:東北大学病院外来診療棟待合ホール(仙台市青葉区星陵町1-1)
■参加者:29名
■参加費:無料
■プログラム:
<第1部>おはなし
東北大学病院ってどんな病院?
<第2部>見学・体験ツアー
手術室・生理検査センター・薬剤室・放射線治療室・屋上ヘリポート
■主 催:東北大学病院
【イベントレポート】
8月27日(日)、第12回「東北大学病院バックヤードツアー〜のぞいてみよう医療の現場」を開催しました。
小学4年生から60代まで、抽選で選ばれた29名の方にご参加いただきました。
八重樫伸生病院長の歓迎ビデオメッセージの後は、神宮啓一広報室長によるおはなし、「東北大学病院ってどんな病院?」です。地域における東北大学病院の役割など、小学生のみなさんには少し難しいお話もありましたが、参加者のみなさんはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
おはなしが終わると、いよいよバックヤードツアーに出発です。
ここからは、グループに分かれて行動します。ビギナーコース(小学4年生〜中学3年生)と、エキスパートコース(高校1年生以上)に分かれてコースをまわりました。
手術室では、スタッフが開腹手術の設備を再現し、手術中のスタッフの役割について解説しました。また、実際に手術で使用する器具にも触れるなど、本物の手術室や道具に参加者のみなさんは興味津々です。
薬剤部では、調剤室を見学した後、マーブルチョコレートをお薬に見立て、分包体験に挑戦しました。
生理検査センターでは、フルーツゼリーにエコーをかけ、何の果物かを当てるクイズに挑戦。へたの付いたサクランボやイチゴのつぶつぶなど、特徴的な形がモニターに映し出されると、参加者のみなさんは次々と答えていました。
ヘリポートでは、ドクターヘリの運行サポートを行うCS(運行管理担当者)からドクターヘリの役割や特徴、宮城県における現状についての説明を受けた後、みんなで記念撮影。この日は雲ひとつない快晴で、遠く仙台港まで見渡すことができました。
さらに、エキスパートコースでは、最新の放射線治療機器のデモンストレーションを見学。医師だけではなく、放射線技師や様々な医療スタッフの力を集結し、日々患者さんの治療にあたっていることを学びました。
はじめは少し緊張していた様子の参加者のみなさんでしたが、普段は入れない場所を見学し、実際に手に取って体験するにつれ、たくさんの質問が飛び交い、子どもも大人の方も目を輝かせていました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。