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東北大学病院

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WOCセンター

病棟 - 外来 外来診療棟A 2F
外来受付 Tel : 022-717-7652 独自webサイト -
対象疾患 -

センター長あいさつ

センター長 海野 倫明

WOC(WOC:ウォック)という言葉を聞き慣れない方もいると思います。 WOCとは、『 Wound(創傷) 』、『 Ostomy(ストーマ) 』、 『 Continence(失禁) 』の頭文字WOC(WOC:ウォック)をとったものです。 本センターでは、褥創や人工肛門・人工膀胱(オストミー) 及び失禁等の関する診療上の問題について、各診療科に分散していた医療情報を統合し、より専門性の高い医療を提供しています。

褥創対策チームやNSTチームといった、「従来の診療科や医療職種にまたがった病院としての組織」が、時代にあったニーズに応えて各施設で生まれています。 そのような中、2003年10月に、国立大学病院として全国で初めて、東北大学病院にWOCセンターが設立されました。褥創、人工肛門、漏便・漏尿などに対して従来は各科の努力で診療していましたが、これらに関わる専門家が集まり、チームとしてそれぞれの専門性を発揮してより質の高い医療を提供いたします。診療は予約制となっております。事前に電話連絡をお願いします。

当センターは、業務がいろいろな診療分野に関わる横断的なセンターです。 センターを担当している診療科は現在のところ、総合外科、小児外科、泌尿器科、形成外科、皮膚科です。各担当医とWOC認定看護師が中心となり、管理栄養士、薬剤師と協力して診療を行っています。 当院には、日本看護協会が認定するWOCナースが5人おり、スタッフや患者さんからの信頼が厚くセンターでは中心的活動をしています。 設立にあたり、組織的には救急医療部や総合診療科と同時に院内の診療科扱いとなり、毎月の診療報酬実績も評価されることになりました。 現在のところ、診療報酬実績としては少額でありますが、小さな診療科に相当する収益もあります。 しかし、医療連携における後方支援や専門性の高い医療提供などによるところの診療報酬額に現れない大きな働きをして病院全体に大きな貢献をしていると考えております。

また、当センターのメンバーは、訪問看護ステーションなどで訪問看護師や他施設の医療者を対象とした講演発表や、患者さんの会における相談指導などの院外活動も行い、社会活動にも積極的に関わっています。2005年から始めた公開講座は、毎回200名ほどの参加をいただき、年度の最終公開講座では全回出席者に証明書を発行しております。 院外の参加者が60%を越え、東北各地からも忙しい時間を割いて参加をいただくなど好評をいただき、主催者として皆さまに感謝いたしております。その他にも一般市民への啓発活動として市民公開講座開催なども開催しています。

教育施設や、他の医療施設からの見学・研修も受け入れています。 後進の育成を図る一方で、将来的には広く医学教育にも関わることが求められると考えております。全国的に注目されている本センターですが、常に前進し最新の診療や情報提供のできるセンターとなるよう努力したいと考えております。 今後、周囲の皆さまのご協力ご支援をいただきながら期待に応えるよう頑張りたいと思いますので宜しくお願いいたします。

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