東北大学病院

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診療受付:8:30-11:00 再診受付機 8:00-11:00

休診日:土・日・祝・年末年始12/29-1/3

診療時間:平日 8:30-17:15

お問い合わせ:022-717-7000 [ 時間外・休診日 022-717-7024 ]

手術部

病棟 中央診療部 3F , 東病棟 3F
外来受付 TEL: 022-717-7403

手術部のご案内

あいさつ

部長 亀井 尚

現代の医療では、外科的治療や診断的検査を目的とした手術を必要とされる患者数は飛躍的に増加している一方、手術そのものも高度な技術や複雑な器械を必要とするものに大きく変わってきました。また、昨今の医療安全に対する社会的要請に応えることは非常に重要となっています。東北大学病院手術部では多くの患者さんに安全に、かつ、円滑に手術を受けていただけるような施設、人的資源、医療器材、衛生環境を提供するため、それらを統合的に運営しています。

外科系各診療科(肝胆膵外科、胃腸外科、移植再建内視鏡外科、乳腺内分泌外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、呼吸器外科、産科婦人科、泌尿器科、脳神経外科、脳血管内治療科、麻酔科、耳鼻咽喉科、小児外科、皮膚科、眼科、救急部など)のみならず、複数の内科系診療科(小児科、循環器内科、腎高血圧内分泌科、消化器内科、腫瘍内科、精神科、放射線科など)も含めた手術・外科的処置に対応し、年間約9000例の手術を行っています。また、東北大学病院は高度救命救急センターを有する3次救急施設でもあり、緊急手術を含むさまざまな手術に24時間体制で対応する必要があります。そのための手術環境の維持、的確な手術機器・材料の管理は、患者さんの救命に直結することから、手術部の責務は非常に大きいものと考えて業務を遂行しています。

平成30年5月からは新しく先進医療棟が稼動し、手術室は全21室に拡大します。内視鏡手術システム、ロボット手術、ハイブリッド手術室など高度な技術を進める最新の設備が整備され、手術の質が充実し、手術数はさらに増加とするものと期待されます。また、大学病院は教育機関でもあり、その責務を果たすため、医師だけではなく、看護師、臨床工学技士などの専門職スタッフの教育・養成にも真摯に取り組んでいます。

部の特色

東北大学病院手術部の最大の特色は、最も広範な領域において、現代医療の高度で先進的な医療ニーズを満たせる機能を有しているところにあります。近年、急速に発展している低侵襲手術治療、特に、内視鏡手術、また、血管内治療と外科手術とのハイブリッド手術は長足の進歩を遂げていますが、それらの多様化しているニーズにも適切に対応した体制を整えております。平成24年から開始されたロボット手術も軌道にのり平成28年は単年度だけで合計94例のロボット手術が安全に遂行されています。内訳としては、泌尿器科領域の手術が中心であり、婦人科でも実施されています。今後はさらなるロボット手術適応疾患の拡大が見込まれています。平成25年4月から最先端の機能を常備した斬新なハイブリッド手術室が稼働していますが、大動脈、末梢血管領域の精緻な血管内治療に欠くことのできない設備環境として定着し、また、近年増加が顕著な大動脈弁狭窄症を有するハイリスク症例に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の安全な遂行のために大きな威力を発揮しています。さらに当部門の際立った特徴は、現行の制度下で移植可能な全臓器の移植認定施設に指定され実践している、全国的に見ても数少ない移植医療拠点となっていることが挙げられます。これまで脳死肺移植・心臓移植・肝臓移植・膵腎移植に加え、生体肝移植・肺移植・小腸移植を経験してきました。さらに、移植手術のみならず、脳死ドナーからの複数臓器摘出手術や、心停止ドナーからの臓器および組織提供手術も行っております。

当施設の手術部では、外科系診療科だけでなく、小児科・内科領域での侵襲を伴う検査やデバイス植込み術、骨髄移植のための骨髄採取等、多様な診療行為が安全に遂行されるためのプラットフォームを形成しています。ほぼ全ての診療科が手術部と連関を有し、横断的な診療行為が営まれています。近年では複数診療科による合同手術が増加しており、大学病院で対応する病態の複雑化を象徴しています。診療科間の密な連携の核となっているのが麻酔科スタッフであり、また、手術部看護部スタッフです。充実した指導医や、手術看護に習熟した経験豊かな看護師を中心とし、安全な診療行為の充実に加え、次世代の医療を支える専門職医療人の教育を積極的に担っているのが当部門のもう一つの大きな特色でもあります。その教育的活動を実践しながら、平成28年度には合計8,698件の手術を安全に遂行し得ました。
さらに、高度先進医療と多くの一般的手術治療の需要を満たすべく、数多くの専門職が集結している部門とも言えます。臨床工学技士・薬剤師・放射線技師・材料部スタッフ・重症病棟部スタッフ・輸血部技師らの手術部への積極的参画と協働により、統合化された最も安全な医療の確立を目指しています。その共通の目的に向かって一同が情熱をもって取り組んでいる部門です。

ロボット手術光景

ハイブリッド手術室全景

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