東北大学病院

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診療受付:8:30-11:00 再診受付機 8:00-11:00

休診日:土・日・祝・年末年始12/29-1/3

診療時間:平日 8:30-17:15

お問い合わせ:022-717-7000 [ 時間外・休診日 022-717-7024 ]

眼科

診療の特色

当科では高度な医療を実践するために、一般外来以外にも曜日ごとに専門外来を設けております。当科の専門外来は緑内障、網膜、ぶどう膜、角膜・ドライアイ、神経・斜視、腫瘍と眼疾患を広くカバーしており、各専門分野において臨床や研究実績を重ねてきた医師が診察にあたります。当科初診の患者様は、一般外来で診察いたしますが、地域の眼科より専門外来にご紹介いただきました患者様は、原則初診より専門外来で診察させていただきます。
 さらに、患者様にご満足いただけるように最高の医療機器をそろえております。最新の光干渉断層計だけではなく、眼血流測定装置(レーザースペックルフローグラフィー)、酸化ストレス測定装置など、大学病院ならではの特殊機器用いることで、患者様の病態をより詳しく分析いたします。
 また当科では地域に根付いた医療を目指しており、いち早く眼科領域におけるみやぎ医療福祉情報ネットワーク(MMWIN)の構築に力を注いできました。MMWINにより、ネットワークを介した情報の共有化が可能となり、地域と基幹病院の垣根をなくすことが期待されております。

 最新の医療を皆様にお届けできるよう、私たちは気軽に相談できる診療科を目指して参ります。

専門外来紹介

緑内障

近年、大規模な緑内障疫学調査から40才以上の約5%に緑内障があることがわかりました。実際に診断と治療を受けている人は10%にすぎません。緑内障外来では神経線維層解析装置を用いて視野検査で異常が出現する以前のごく早期に緑内障を捉える工夫をしております。また緑内障点眼薬について併用効果などの解析を行っています。薬物療法では限界のある症例もあり、緑内障手術を年200件程度行っております。早期発見、早期治療をすることで視野、視力を生涯保持することが緑内障治療においては最も重要であると考え、治療にあたっております。

網膜・ぶどう膜

対象は網膜剥離、増殖糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、黄斑前膜、黄斑円孔、網膜静脈閉塞、網膜色素変性症等の網膜・黄斑部疾患と眼内に炎症を起こすぶどう膜炎であり、最新の知見に基づき、現在考えられる最高の治療を目指しています。加齢黄斑変性は今まで視力維持が困難な難地疾患でしたが光線力学療法(Photodynamic Therapy; PDT)や抗VEGF抗体の硝子体注射などの治療を行うことにより視力改善が得られる患者様も多くなってきました。また最近では、術後の異物感、炎症を抑えることができる経結膜無縫合硝子体切除術も数多く施行しております。ぶどう膜炎では一般眼科の検査以外にも、眼内液を利用した最新の特殊な検査を施行したり、全身疾患の合併が多いために他科と連係しながら検査を進めております。

角膜・ドライアイ

角膜・ドライアイ外来は2006年の発足から10年が経過しました。当外来は角膜・結膜疾患全般が対象となっており、宮城県内のみならず広く周辺地域からの患者様も多くいらっしゃいます。角膜移植は治療に必要な部分のみを移植する「パーツ移植」の考え方を取り入れており、全層角膜移植以外に深層層状角膜移植術・角膜輪部移植術・角膜内皮移植術を疾患に応じて選択して実施しております。また失明のリスクが高い角膜感染症に対しては、鏡検・培養検査だけでなく、遺伝子検査(PCR検査)を組み合わせることで正確な診断・治療を実践しております。これからも東北地方の難治性角膜疾患の最後の砦として、よい治療を心がけて参ります。

神経・腫瘍・斜視・弱視外来

神経外来では多発性硬化症による視神経炎、特発性視神経炎、虚血性視神経症等、腫瘍外来は眼内、眼窩、眼瞼疾患の腫瘍性病変等を対象として診療しております。この領域の眼疾患は他科とのかかわりが強いため、疾患に応じて、神経内科、血液免疫科、耳鼻科、形成外科、小児科、脳神経外科などの各専門科と連携して治療を行っております。斜視・弱視外来では小児から大人まで幅広い年代におこる斜視の診療を行っています。小児弱視に対しては眼鏡やアイパッチ治療を行います。
 また、当科では、ロービジョン外来を設けております。強い視力障害をきたした方を対象としており、患者様のクオリティ・オブ・ビジョン(視覚の質)を少しでも高めるために様々なサポートを行います。

年間症例数

手術実績

東北大学眼科における手術件数は平成27年度4月から12月までで外来手術をのぞいた件数は1,607例でした。手術の内訳として、角結膜疾患が130例(角膜移植60例)、緑内障137例、網膜硝子体疾患764例、外眼部・涙道・斜視35例、白内障1,026例でありました。専門領域のドクターのみが加療を行うため治療成績も良好であり、短い在院日数で退院することができます。

リンク

日本眼科学会

日本眼科医会

日本角膜学会

日本緑内障学会

日本網膜硝子体学会