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東北大学病院

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小児腫瘍科

科長あいさつ

特命教授 笹原 洋二

平成31年4月1日付で小児腫瘍科長を拝命いたしました笹原洋二です。
小児がんは成人と比べて頻度は少なく、小児がんが占める割合は全体の1%程度ですが、小児死亡の中では事故や先天異常と並ぶ大きな要因となっています。小児がんは早期診断と早期治療がとても重要な疾患です。また、成人がんに比べて化学療法や放射線治療に対する効果が極めて高く、治癒率が飛躍的に向上していることが特徴です。希少疾患であるため、各施設の治療方針ではなくJCCG/JPLSGという全国規模の治療研究組織によって統一した治療を行っており、経年的にその改良がなされています。近年は造血幹細胞移植医療の進歩やCAR-T療法、がんゲノム解析結果に基づいた分子標的療法も施行可能となっており、各患者さんの病態に応じた個別化医療も進んできました。血液良性疾患や慢性活動性EBウイルス感染症、原発性免疫不全症の特殊な疾患の診療も専門にしています。また、病気を克服した後の長期的フォローアップ・移植後フォローアップも併せて行っています。
東北大学病院はこれまでの小児がんに対する取り組みが認められ、東北地区で唯一の「小児がん拠点病院」に認定されました。さらにその一環として、東北大学病院がんセンター内の組織として「小児腫瘍センター」と「小児がん相談室」が設立されています。
血液腫瘍専門医のみならず、小児科の全専門分野の医師や他科医師との協力のもと、多職種スタッフ(看護師、臨床心理士、院内学級教師、保育士、小児専門ソーシャルワーカー、チャイルドライフスペシャリスト)や教育行政の方々が連携して、長期入院での療養支援や復学支援、きょうだい支援など通じて、病気を克服するお子さんとご家族をサポートしています。小児がんのお子さんが一人でも多く治癒し、普通の生活に戻れる医療と支援を提供できるよう、診断・治療法の向上と小児がん患児の療育支援をチーム医療で提供していくことが我々の責務だと考えています。

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