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東北大学病院

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消化器内視鏡センター

病棟 - 外来 外来診療棟C 2F
外来受付 - 独自webサイト -
対象疾患 -

あいさつ

センター長 正宗 淳

消化器内視鏡センターは、消化器内科を中心として関連する診療科が連携し、消化器内視鏡検査および治療を安全かつ効率的に行う目的で、2009年8月に開設されました。患者さんのプライバシーに配慮した個室の検査室を11部屋完備し、年間約13,000件の内視鏡を行っています。また、西7階病棟の検査室を消化器内視鏡センターの分室と位置づけ、中央診療棟1階・透視撮影室で施行している内視鏡検査及び治療と合わせて、消化器内視鏡センターの管理下としています。
全検査室に最新のシステムを配置し、診断用内視鏡スコープおよびモニターはすべてハイビジョン対応で、拡大内視鏡・バルーン内視鏡・カプセル内視鏡・極細径(経鼻)内視鏡・超音波内視鏡を保有しています。さらに、2018年度より顕微鏡レベルの生体観察が可能なEndoCytoスコープも導入しております。各検査室には内視鏡ファイリング端末と診療支援コンピューター端末を配置し、検査後に患者さんに画像を示しながら結果を説明し、病理と連携した内視鏡レポートを作成することができます。内視鏡画像およびレポートは、全診療科の外来および病棟に設置されている診療支援コンピューター端末から閲覧することが可能であり、カンファレンスや各診療科との連携に有効に活用されています。
また、内視鏡洗浄・消毒に関しては、独立した洗浄室で、洗浄専属要員が検査間も含めて全ての内視鏡を8台の洗浄機で機械洗浄しており、最新の感染・環境対策を行っています。
当センターの主な業務は以下の通りです。

  • 消化管の早期癌などに対する内視鏡診断と治療
  • 消化管出血に対する緊急内視鏡および止血術
  • 食道胃静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法(EIS・EVL)
  • 消化管狭窄に対する拡張術
  • 炎症性腸疾患の精査や出血源不明の消化管出血に対するカプセル内視鏡やバルーン式小腸内視鏡検査
  • 閉塞性黄疸に対する胆道ドレナージ、総胆管結石の内視鏡的 砕石術、膵管ステントと体外衝撃波(ESWL)を組み合わせた膵石治療など、内視鏡的膵胆管造影(ERCP)を用いた内視鏡治療
  • 粘膜下腫瘍、胆膵疾患などの診断のための超音波内視鏡検査 (EUS)および超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)

現在、食道癌、胃癌および大腸癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の施行件数は年間約300件で、全周性の食道癌や十二指腸癌などESD困難例も多数経験しています。また、胆膵疾患に対するERCP件数は年間約800件、EUS検査件数は年間約900件、EUS-FNAも年間約150件以上施行しており、さらに重症急性膵炎後の感染性膵壊死に対するドレナージや内視鏡的ネクロセクトミーなども行っています。
なお、当院は日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されており、消化器内視鏡学会専門医、指導医、消化器内視鏡技師(看護師)、臨床工学技士(MEセンター)が在籍し、日進月歩の内視鏡分野において、最新の知識や技術を取り入れて、最先端の医療を提供することはもちろん、若手医師の教育にも力を入れています。
小池智幸副センター長をはじめスタッフ一同、丁寧に対応をさせていただいておりますので、内視鏡診療でお困りの際はお気軽にご相談、ご紹介いただければ幸いです。

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