NSTの歩み 20周年記念誌
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70NSTでは、多職種の視点からの栄養療法を学び得るだけでなく、NSTに関わってくださる多職種のみなさんとのつながりを感じています。これからもNSTで得られた学び、つながりを患者さんの栄養ケアに活かしていきたいと思っています。耳鼻咽喉・頭頸部外科医師 石井 亮この2年ほどの間に当科病棟でのNST加算の開始、栄養士さんの病棟配置をきっかけに、多職種でNSTが大きな力を発揮しているのを目の当たりにしております。職種間の情報共有だけでなく患者さんのアウトカムに還元できる日も遠くないと思います。総合外科医師 伊関雅裕これまでは、肝胆膵疾患、特に悪性腫瘍と栄養の関係を中心に研究を進めながらNST活動に携わらせていただきました。患者さんも非常に勉強されている方が多く、さらに研究・NST広報活動に精進し、患者さんのニーズに応えられる医師を目指したいと思います。管理栄養士 伊藤由佳子NSTの活動を通して、多職種で患者さんに関わることの大切さを実感しています。患者さん一人ひとりに合った栄養ケアを行うことができるよう、今後も自己研鑽を積んでいきたいと思います。管理栄養士 浦田朋実NST活動を通して多職種連携により患者さんひとりひとりの状態に応じたよりよい栄養療法の提案が可能になることを実感しています。今後も栄養状態に問題を抱える患者さんが回復するための力になれるよう視野を広げていけたらと思います。東11階病棟看護師 菅野直子東北大学病院NST20周年おめでとうございます。「食べるために生きるな、生きるために食べよ」食の楽しみを表したことわざを思いながら微力ではありますが今後もNST活動に携わっていけたらと思います。消化器内科医師 菊田和宏NST中央カンファレンスに参加させていただいております。様々な疾患・病態の患者様の栄養サポートの検討を通して、多職種連携・チーム医療の有用性を実感しております。引き続きNSTの皆様と患者様のための活動を継続して参りたいと考えております。 20周年記念誌発刊企画 NSTスタッフ100文字コメント 「テーマ:わたしのNST活動」管理栄養士 渥美淑子

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